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大規模リフレッシュで延命される、レクサス IS
カテゴリー: クルマ
タグ: レクサス / セダン / IS / ニューモデルスクープ!
2020/02/07

シャシーはそのまま、ルックスだけ変更
マークXの廃止で選択肢が減り、FRセダンはいちだんと貴重な存在になりつつある。だが、その将来は安泰ではない。生き延びているレクサス ISは、大規模なマイナーチェンジを経て継続販売されるものの、それもEVセダンが登場するまでの話だ。
しかも、その手直しはフルモデルチェンジではなく、ビッグマイナーチェンジにとどまることになるという。
ビッグマイナーチェンジとはいえ、その規模は大掛かりで完全なスキンチェンジに及ぶ可能性もある。掲載した予想CGは、ボディ前後が手直しされる想定で作成したもの。
だが、場合によっては、前後のドアパネルも変わる可能性さえある。一方、コストを抑えるため、ウインドウガラスは流用され、グリーンハウスは現行モデルと同じシルエットを描く。

トヨタはFRセダンを見限ったのか
2013年に現行の3世代目となった、IS。すでに登場から丸6年が経過しており、古さは隠せない。
モデルチェンジではなく、マイナーチェンジで延命されるのは、トヨタがセダン群に注ぐエネルギーを、徐々に削減していく証拠かもしれない。
世界的にSUV人気が高まっており、加えてCASE(コネクティッド、自動運転、シェア、電動化)対応に、マンパワーを充てたいのは、トヨタも他社と同様だ。
当初は、2019年に生産が終わる予定だった、GSはひとまず継続販売されているものの、今後モデルチェンジの予定はない。
周知のとおり、同じ旧FRプラットフォーム採用車だった、マークXは2019年末をもって、ブランドが廃止された。
ISもまた、モデルチェンジを行わずに、引っ張れるところまで引っ張り、その後、ブランドを廃止する算段かもしれない。
IS後継車はEV?
IS関連の具体的なトピックのひとつとして挙げられるものは、EVセダンの開発だ。
こちらはISのポジションを引き継ぐ、事実上の後継車とも言える存在で、ESのGA-Kプラットフォームを流用して、先行開発が始まっている。
FF方式のシャシーがベースとはいえ、モーターはリアに設けられて、後輪駆動に仕立てられる模様だ。数年後に導入され、ISとのオーバーラップ期間を経て、いずれその地位を引き継ぐ。
100年に一度といわれる、自動車の変革に合わせて、ボディ形状も存続の局面を迎えている。
ジワジワと潮流に合わせて変化を進める、トヨタの動向からは、今後も目が離せない。
※2020年2月7日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2020年10月
■全長×全幅×全高:4700×1810×1430(mm)
■搭載エンジン:2L 直4ターボ 他
photo/マガジンX編集部、レクサス
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