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マツダ、直6エンジン×FRモデルの投入を先送り
カテゴリー: クルマ
タグ: マツダ / FR / ニューモデルスクープ!
2019/12/14
▲マツダのFRプランで、本命として計画されているモデルが、ラグジュアリークーペだ。直6エンジンが搭載され、ユーノスコスモを思い出させる贅沢な造りが与えられるだろう戦略が見直された
マツダが、エンジンを縦置き搭載する、ラージアーキテクチャーの実用化を遅らせる。当初は、2021年にも投入される計画だったが、1年ほど遅らせることが公表された。
技術開発を確かなものにすべく、性急なプランが見直されることになったようだ。
▲ラージアーキテクチャー採用車の第1弾として、登場するのは次期CX-5だ。エンジンが縦置き搭載されてFRベースとなり、PHEVもラインナップか
▲2017年の東京モーターショーに出品されたデザインスタディは、マツダ6の次期モデルか。だとすれば、フラッグシップサルーンにふさわしいシルエットが予想される世代交代のスケジュールに影響も
ラージアーキテクチャーの口火を切る車種として準備されている、3代目CX-5の発売も2022年にズレ込むだろう。
同様に、計画されていたスカイアクティブD(ディーゼルエンジン)の第2世代へのバトンタッチも見直されて、先送りされることになった。
▲新技術を順に投入して、世代交代を進めているマツダのスケジュール。記載されている技術のうち、2020年に投入予定だった、次世代ディーゼルは21年以降に先送りされることになった
▲ラージアーキテクチャー採用車は、2022年から販売がスタートする見通しで、中期経営計画の後半3年に、販売実績として加わる。最終年度の24年度はグローバル販売180万台へ
▲2018年4月の時点では、24年度にラージ系の年間販売80万台をめざす計画だったが、プランが見直されて、現行世代の商品が残ることになった独りよがりだった当初の計画
2018年4月時点の発表内容では、中期経営計画の最終年度(24年度)には、マツダ3より古い現行世代のモデルは、ほとんど残っておらず、販売台数200万台のほとんどを新世代モデルが占める見通しだった。
具体的には、マツダ3やCX-30など、FFベースのスモール系を120万台、ラージ系を80万台販売する計画を立てていたが、これも見直され、総数180万台に。その後、ラージ系の比率を高めていく算段だ。
ここ最近の動向を振り返ると、マツダ3の目玉として準備されてきた「スカイアクティブX」の発売時期が、2019年10月から同12月に延期され、ロータリーエンジン採用のレンジエクステンダーも投入が先送りされた。
成長に向けた意欲的な姿勢は評価できるものの、前のめりすぎて独りよがりになってしまわないよう、キチンと振り向いてユーザーがついて来れているか、確かめることも大事だろう。
そういった観点でいえば、今回のスケジュール見直しは、ユーザーと歩調を合わせる意味で、歓迎すべきことかもしれない。
※2019年12月13日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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