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2019年の秋に登場か!? 次期フィットにクロスオーバーモデルを設定
カテゴリー: クルマ
タグ: ホンダ / フィット / ニューモデルスクープ!
2018/09/26

5ナンバー幅は踏襲される次期フィット
ホンダを代表するコンパクトカーのフィットが、2019年秋に生まれ変わる。独創的なセンタータンクレイアウトをそのままに、シャシーが刷新され、ハイブリッド仕様は2モーター化。さらには、クロスオーバー風味のモデルが加わるとの情報もある。
登場から5年たった現行3代目は、デザインも開発ペースもアグレッシブすぎて、立ち上がりでつまづいてしまった。そのため、現行モデルでの教訓を生かして、次期モデルは、地に足が着いた開発が行われている。
エクステリアデザインに関して次期モデルは、シンプルかつスッキリな方向を目指すという。老若男女問わず、誰もが選びやすいルックスに変わる模様だ。初心に返って、初代で支持された親しみやすさが織り込まれる可能性もある。
フォルクスワーゲン ポロや、次期ヤリス(海外向けヴィッツ)に代表されるように、全幅を3ナンバー幅へと拡幅する動きはBセグメントの2BOXにも下りてきている。側突時の安全性、トレッド拡大によるハンドリング性能と、走行安全性の向上などを追求すると、全幅を1700mm未満に抑えることは足かせになるだろう。
ましてやこの規格は日本独自のもので、世界を相手に商売している各社からすれば、一国の基準のためにサイズを縛られるなんてナンセンス。
では、ホンダはどんな決断を下したのか。少なくとも国内向けフィットに関しては、5ナンバー幅を維持することが決まった。ホッとひと安心するユーザーや、ディーラー関係者も多いことだろう。
SUV仕立てのモデルをラインナップ
5ナンバー幅キープと並んで、いや、それ以上にニュースとして注目したいのが、クロスオーバー仕様の追加だ。車高がわずかに高められ、バンパーやフェンダーにガーニッシュが装着されて、アクティブな印象がかもし出される公算が大きい。
じつはあまり知られていないが、すでにホンダは現行フィットにSUVテイストのモデルを設定して、インドやブラジルで販売している。名称はWR-V。周知のとおり、新興国は道路事情がよくないために、高めの車高が好まれる傾向が強い。
それを逆手にとって、流行りのSUV風味に仕立てられたモデルは多い。WRーVもその1台だ。次のモデルチェンジ後も、海外でWR-Vが継続販売されることは言うまでもなく、ホンダはそれを日本国内など、先進国にも投入する計画を練っている模様。

ハイブリッドは40km/Lへ
メカニカル面では、センタータンク方式のプラットフォームが刷新され、軽量化技術が反映されるようだ。もちろん、センタータンクレイアウト自体は踏襲され、多彩にアレンジできるリアシートと優れた使い勝手は引き続き、ウリとして掲げられる。
パワートレインでは、ハイブリッド仕様のアップグレードが見逃せない。ホンダは初代インサイト以来、Cセグメント以下の車に1モーター式の軽量コンパクトな機構を用いてきた。
しかし、モーター走行領域を広げて燃費を向上させるには、トヨタと同じ2モーター方式の方が有利なことは確か。ついにBセグメントの次期フィットにも『i-MMD』が起用される。カタログ燃費はJC08モードで、40km/Lを突破することを目標に開発陣の奮闘は続いている。
一方、販売ボリュームで大きなシェアを誇るガソリン車には、ダウンサイジングターボが取り入れられる。欧州向けシビックに搭載済みの1L直3ターボが、ようやく国内でも実用化される見通しで、125psと1.5L NA並みの最高出力がもたらされるだろう。
コネクテッド技術も多用
現在、最も熱い注目を集めている、コネクテッド技術も多用される。ホンダは、データセンターと通信できる独自のインターナビを展開しており、防災情報や渋滞を回避してのルート案内を提供している。
次期フィットでは、これを発展させた装備が設定される。例えば、事故発生時に緊急通報できる機能も用意される模様だ。スマホを連携させられる車内Wi-FIも併せて新採用される。
お伝えしてきた次期フィットは、2019年秋までに登場する。販売現場では、目の上のたんこぶになりかねないN-BOXとの売り分けに苦心している様子だが、国内分の需要を見据えたコンパクトカーとして、フィットが躍進することに期待したい。
※2018年9月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2019年9月
■全長×全幅×全高:3990×1695×1520(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直4+モーター 他
photo/マガジンX編集部、ホンダ
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