Car Sensor |
中古車トップ > 日刊カーセンサー > 旬ネタ > ドライブ > 【神秘を巡る1500km旅】ルノー アルカナ、出雲へ行く
【神秘を巡る1500km旅】ルノー アルカナ、出雲へ行く
2025/04/12

美しいクーペライクなシルエットをもつSUVの名前はルノー アルカナ。ラテン語の“arcanum”──秘められたもの、神秘を意味する言葉が語源だそう。
そして神秘といえば、この日本で最も“神”が集まる場所がある。島根県の出雲大社──全国の八百万(やおよろず)の神が年に一度集うという、神話の源泉のような場所。
となれば、アルカナで出雲大社へ行ってみよう! となり、横浜~出雲の往復約1500kmのロングドライブ旅へ出かけることに。
せっかくの旅なので、道中の発見とともに、アルカナの感想もお届けしたいと思います。

出発の前に、アルカナがどんな車なのかおさらい。
今回、試乗車としてお借りしたのは、2024年10月にマイナーチェンジされた、ルノー アルカナ。グレードは「エスプリ アルピーヌ E-TECH フルハイブリッド」。
1.6L直4のNAエンジンに最大49psを発するモーターを搭載したFFモデル。さらに、アルピーヌのスポーティなエッセンスがインテリアやエクステリアに盛り込まれているのが特徴です。

クーペシルエットだと、どうしても荷室が狭くなってしまいがちですが、アルカナはしっかり実用的。
機内持ち込みサイズのスーツケースやボストンバッグ、タイヤチェーンを積んでもまだ余裕。これなら4人+荷物での1泊2日の旅行も安心です。

いざ神秘を目指して出雲大社へ
今回の神秘を巡る旅は、横浜を出発地として片道約750kmの道のり。無事にたどり着けるのか。ドキドキとワクワクが入り混じった中、アルカナのエンジンをスタート。
カッコイイエンジン音が響くかと思ったが、フルハイブリッドなので、低速時にはモーター主導で動きとても静か。ある程度スピードが出るとエンジンパワーも使ってパワフルに走ってくれます。

出発は夕方の横浜。
西日に照らされた車内はどこか神殿のステンドグラスのようで、これはもう、西にある出雲大社へ“導かれている”としか思えない。

高速道路へ入ると、路面のつなぎ目を越えてもショックがすぐに収束する心地よい乗り味に驚かされます。
また、しっかりとした遮音性のおかげで、音楽も自然に楽しめる。ドライブの序盤から”快適”の一言です。

出発から約500km。無事に大阪を過ぎて、中国道~山陰道に入るとカーブが続く道が多かったのですが、背が高いSUVで峠道を走るとよくある横に大きく振られる挙動も少なく、アルカナはSUVを運転していることを忘れるぐらいスムーズ。カーブを抜けるたびに、しなやかに足回りが追従してくれる感じが心地いい。

そして、ロングドライブの道中で良かったのがアダプティブクルーズコントロール(ACC)と走行モードの切り替え機能。
ACCはハンドルサポートと前の車の速度を感知して車間距離を保ってくれるので、渋滞時にも自動で前の車に追従してくれるので便利。不快な挙動もなくスムーズに動いてくれました。
特に良かったのが、走行モードの切り替え機能。道が空いていると「スポーツモード」に切り替えて走ると、まるで車重が軽くなったような感覚でエンジンとモーターの連携もスムーズ。他にも「エコモ―ド」、「My Sense」(自分の好みのセッティング可)など飽きさせない工夫が旅の良いアクセントになってくれました。

そうこうして750kmを走り、ちょっとおしりが痛くなってくるぐらいのロングドライブを楽しんでいると、目的地の出雲大社に到着!
晴れを期待していた天気ですが、当日は冷たい雨がしとしと降ってましたが、雨の音や厚い雲がかえって神秘的な雰囲気を醸し出していました。

大きな鳥居を抜けて、石畳を走って行くと「出雲大社」と書かれた石碑が見えてきました。
この石畳も軽やかに、いなしていくアルカナの走りはさすがでした。フランスの石畳で鍛えられたモノなのかもしれませんね!

記念にアルカナが出雲大社前を走る様子をパシャリ。
出雲大社には無料駐車場があるのでアルカナを止めさせてもらい、いざ参拝へ。
鳥居から続く坂を下っていき拝殿に到着。そして、横にある御守所で、交通安全のお守りもゲットしました。これで帰りも安全に帰れそう!

そして、出雲大社の有名な「大しめ縄」も見ることができました! さすがの大きさで、神秘的な雰囲気も持ってますね~。

そして、旅の醍醐味のひとつといえばグルメ。
今回は、帰りに出雲名物の「出雲そば」をいただきました。
5種類の独特の風味とコシそばに順番につゆと薬味をかけていただくのですが、毎回味変されいくので、こんなに飽きのこないそばは初めて!
とても美味しかったです。(また食べたいな~)


腹ごしらえを終えて、また復路約750kmを走るのでした。
そして、無事横浜に到着し今回の神秘を巡る旅は終了。約1500kmを走り切ってくれたアルカナに感謝です!
静かで力強い走りと、決して華美ではないけど高い質感の内外装は神秘という名にピッタリ。
最後に今回の気になる燃費ですが、20km/Lを記録! SUVかつエコ運転を意識せず走ってこの数値は優秀じゃないでしょうか!
高速道路での走りもいい感じだし、アルカナは長距離ドライブに適した車かも!?
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
まるで大きな愛犬! トヨタ ランドクルーザープラドと一緒なら洗車時間さえいとおしい
【試乗】新型 BMW X3|ディーゼルの静粛性はついにこの境地に……。プレミアムSUVの最新進化系
えっ、ノマド即納車2台発見!? かと思いきやジムニー5ドアではなく “あの”モデルの中古車だった
渓流からサーフまでこなすマルチスタイルは三菱 アウトランダーが性に合う! フィッシングブランド「Ricordo」を手がける鈴木孝寿の釣車【車は釣具だ!】
最新型プリウスの燃費は?良い?悪い? 歴代やライバル車種比較、走行性能も徹底解説!
4WD(四輪駆動)とは? オススメ車種一覧15選、2WDとの違いやメリットを解説!
マツダ新型CX-80&CX-60の内装が素敵すぎるが「イケてるインテリアのSUV」は他にもある!オススメ5選を紹介
フォレスター受注停止&新型登場が待ち切れない人に贈る「代わりコレ、フルモデルチェンジを待たずにどうですか?」5選
ジープ アベンジャーをマンガで解説! 人気の輸入コンパクトEVはどんな車?【人気車ゼミ】
新型NX発売から3年、お買い得になってる? 最新の中古車価格は? どう狙う? レクサス人気クロスオーバーSUVのオススメな買い方・選び方を解説!