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リフトアップされた“武闘派”のランクル80は、幼少期から刷り込まれた父との思い出の結晶
2026/01/04

【連載:どんなクルマと、どんな時間を。】
車の数だけ存在する「車を囲むオーナーのドラマ」を紹介するインタビュー連載。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?
幼少期に刷り込まれた「車=ランクル=リフトアップ」
リフトアップされたイカついトヨタ ランドクルーザー80から降りてきたのは、車同様にイカついマッチョマンかと思いきや、小柄で柔和な雰囲気の獣医さんだった。
岩田宗峻さんの以前の愛車はアルファ ロメオ スパイダーだったというのだから、この組み合わせにある種の違和感は拭えない。
しかし話を聞き進めていくと、ランドクルーザーは岩田さんにとって原体験であり憧れでもあったことがわかり、この車を選んだ理由が少しずつ腑に落ちてきた。

「父がずっとランドクルーザーに乗っていたんです。ランクル60、80、100と乗り継いでいて、中でもランクル80は強く印象に残っています。だから最初の車は若気の至りでスパイダーを買いましたが、常に自分の中のどこかに『ランクルに乗りたい』という欲求はあったと思います」
しかし岩田さんのランドクルーザー80は、5インチもリフトアップされ、バンパーもマットブラックに塗装。マフラーも換え、シュノーケルで武装されたバリバリの“武闘派”だ。
お父さんのランクルは基本的にノーマルだったとのことなので、そこへのこだわりがまだ引っかかる。
さらに話を聞くと、ここにも幼少期の“刷り込み”があった。

「父が購読していた『4×4マガジン』を読んで育ったので、『クロカン四駆はリフトアップするものだ』というのが当たり前のように刷り込まれていたんだと思います。だからこの車を探すときも、リフトアップされたもの以外、ほぼ見ませんでしたね」
このランドクルーザー80を購入する際には、60と80で迷っていたとき中古車サイトなどをチェックし、ランドクルーザーを中心にリフトアップされたクロカン車の候補を多数選出。
奥さまの香里さんにその画像を見せて「審査」を受けたという。そして、写真審査を通過したのがこのランドクルーザー80だったというわけだ。
奥さまいわく、選んだ理由は「なんとなく、見た目で(笑)」。

DIYの精神で手塩にかけて育成中
購入した2020年春ごろは、ちょうどコロナ禍初期ということもあり中古車価格が下落していたタイミング。走行距離9.8万kmで3インチリフトアップされた後期型96年製の個体が、約180万円程度で手に入った。
ディーゼルではなくガソリンエンジンなのも、比較的低価格だった理由のひとつだろう。
「どうせリフトアップして乗るつもりだったので、最初から上がっているものがラクだなと思って探しました。オールペン済みで塗装もキレイでしたし、シュノーケルも付いていて、かなりお得だったと思います。購入後、スタビライザーやラテラルロッドを買って、その際にプラス2インチ上げて5インチリフトアップにしました。エアコンの吹き出し口などの樹脂パーツ類が結構劣化していたので、そういった部分は自分で交換しています」

自分の車は自分でいじれるようになりたいという岩田さん。交換用の樹脂パーツはモノタロウで買って自分で取り付け。マフラーもレカロのシートも、ヤフオクで購入して自分で交換した。
ホーンは、「ランクルかいわいで流行っている」というトヨタ センチュリー用のものだ。さすが獣医さんだけに、細かいDIY作業もお手の物である。
次は、傷みが目立つダッシュボードまわりをキレイにしたいと考えている。

「購入後は日常での買い物から国内旅行、仕事での出張まで幅広く使いっています。先日は福島まで旅行に行きました。座面が高いので高速道路を長く走っても疲れません。荷物もたくさん載るので、コストコでの買い物にも便利です。いまは年平均5000kmほどの走行で、現在約12万km。まだまだ元気です」
岩田さんご夫妻は、現在都内に獣医院を開業準備中。そして、実は奥さまはこのとき妊娠中で出産を控えた状態でもあった。いままさに岩田家は、ライフステージが大きく変わる節目にある。

乗り降りが大変なリフトアップ車だけでは不便になり、増車することもあるかもしれない。しかし、お父さんがかつて乗っていた車と同じ番号のナンバープレートを付けたというランドクルーザー80は、岩田さんにとって家族の一員であり続けるだろう。
生まれてくるお子さんにとっても車の代名詞として刷り込まれ、ランクル愛が受け継がれていくに違いない。

▼検索条件
トヨタ ランドクルーザー80(初代)
岩田さんのマイカーレビュー
ランドクルーザー80(初代)
●年間走行距離/5000km
●マイカーの好きなところ/見た目!
●マイカーの愛すべきダメなところ/ちょっといろんな所が劣化し始めているけど、DIYで楽しく直してます。ただし妻の乗り降りが……
●マイカーはどんな人にオススメしたい?/リフトアップLOVEな人

自動車ライター
鈴木康介
ゴルフ専門誌編集部のハードな環境で鍛えられ、2013年に独立しフリーランスに。趣味は活字とゴルフとサバイバルゲーム。愛車はプジョー 308GTi。気に入っているが、左ハンドルのMTなので運転を代わってもらえないのが難点。
【関連リンク】
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