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【PR】我が家の車は走るより貯める。愛犬とのご機嫌な生活を支える日産 サクラ
2024/09/06

蓄電池と日常の足の二刀流
1970年に発売された日産 チェリーに始まり、バイオレット、ブルーバード、スカイラインと、様々な車を乗り継いできた。いわゆるひとつの“車好き”というやつだ。直近は、デザインがきわめて素敵なコンパクトカーである日産 キューブを愛用していた。
だが年齢を重ねるとともに、大好きだったはずの車を自分で運転する時間は減っていった。「もう車はなくてもいいかな?」とすら、少し思うようになっていた。
だが松藤さんは、そんなタイミングであえてキューブを娘さんに譲り、新たな車として日産 サクラを購入した。それまでとは少し違う形で、車という存在と付き合っていくためだった。

より具体的に言うなら「走る蓄電池」として、サクラを購入したのだ。
話は11年前、1頭のシベリアンハスキーが松藤さん宅にやってきた頃にさかのぼる。
その名のとおりシベリアを主産地とするシベリアンハスキーは、冬場は氷点下の気温であっても元気いっぱいだが、逆に夏場の暑さは大の苦手とする犬種だ。
そのため松藤さんは当時の夏場、自宅のエアコンをガンガンに利かせるようにしていたわけだが、そうなると当然、電気代は大幅にかさんでしまう。
「こりゃたまらん」ということで松藤さんが導入したのが「太陽光発電」だった。

当時は国の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」により、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が10年間にわたり高額で買い取ってくれる時代だった。それにより松藤さん宅も、シベリアンハスキーのためにガンガン電気を使っても“売電”によって十分にカバーできていた。
だが電力会社が高額で買い取ってくれる期間は、前述のとおり「10年間」に限られていた。太陽光パネルの設置から10年間は38円/kWhで電気を買い取ってもらっていた松藤さん宅だったが、期間終了後の買い取り価格は8.5円/kWhになってしまった。約5分の1の単価への大幅下落である。
そうなったとき、多くの人は「低い単価での売電を仕方なく続ける」か、もしくは「高額な蓄電池を購入し、発電した電気はすべて自宅で消費する」という行動を選択する。
だが松藤さんが選んだのは第三の道、すなわち「日産 サクラを購入し、それを蓄電池兼移動のための道具として活用する」という道だった。


「蓄電池の導入も考えないわけではありませんでした。でも、蓄電池は蓄電池としてしか使うことができませんが、サクラであれば蓄電池として使えると同時に、車として使うこともできるんです」
「当たり前かもしれませんが。ならば――昔と違って車を運転する機会はかなり減ってしまった私ですが、それでも好きは好きですし、車じゃないと済ませられない用事もあるということで、『蓄電池よりもサクラでしょ!』という結論になったんです」

愛犬をご機嫌にしてくれるサクラ
そうして昨年7月、松藤さんは日産 サクラとV2H(Vehicle to Home=EVのバッテリーに貯めた電力の自宅への給電)システムを同時に購入した。どちらも決して爆安なモノではなかったが、国と自治体からの補助金を合わせて考えると、間違いなくリーズナブルではあった。
それから約1年。松藤さんとシベリアンハスキーのハルカは、日産 サクラと太陽光パネル+V2Hの合せ技により、きわめてゴキゲンな日々を送っている。
「春や秋は自宅で1日に使う電気を完全にまかなえますし、夏場も、犬のためにエアコンをガンガン利かせても何とかなっています。冬場の発電量はさすがに少ないのですが、その分エアコンの使用頻度も低くなる季節なので、いちおう大丈夫ですね。そしてそれだけではなく――」
蓄電池としてではなく「車としてのサクラ」についても、大の車好きだった松藤さんは“合格点”を与える。

「とにかく力強いですよね。EVゆえに低速トルクがありますから、普通ならば軽自動車が苦手とするような上り坂もグイグイ上っていきます。そして平地での加速も力強いですから、運転全般が非常にラクなんですね」
「スポーツ少年団のボランティアで、自宅から20kmほど先の横浜市や茅ヶ崎市まで行くことがあるのですが、そんな“中距離ドライブ”においても、サクラは軽自動車とは思えないほどラクに楽しく運転できるんです」
若かりし頃のように、松藤さんが2Lターボの日産 スカイラインなどでグランドツーリングに赴くことは、もうないのかもしれない。
だがそれとはまた違った形の「車があるがゆえの素敵な時間」を、松藤さんは今も過ごしている。
それはとっても素敵なことであると思うと同時に、日産 サクラというEVがこの世に誕生したからこそ味わえる“素敵”なのだろうなとも、思う。
文/伊達軍曹、写真/三浦孝明

松藤さんのマイカーレビュー
日産 サクラ(初代)
●購入額/約200万円
●年間走行距離/約1000km
●サクラの好きなところ/蓄電できるところ。とがりすぎてないけどスマートなデザイン
●サクラをオススメするならどんな人?/自宅で太陽光発電をしている人。近場の移動がメインの人
●サクラの充電頻度は?/蓄電池として利用しているので常時
●サクラを購入した店舗/日産サティオ湘南 大和店

自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツR EX Black Interior Selection。
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