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愛車と子供が自由にくつろげる、格子を生かしたプライベート空間【EDGE HOUSE】
2019/08/28

格子越しに眺める愛車と子供たち
道路から続くアプローチを上り切ると、白くて広い世界が開ける。
今回訪れたO邸は、敷地の中央にある大きな広場を挟んで2台ずつ収まるガレージが左右にある。その奥に1階と2階に格子を備える母屋が構えている。
夫婦と小学生の子供2人という4人家族のOさんだが、その自宅には4台分のガレージを用意している。最近さらにもう1台分のカーポートまで備えたという。このことからもOさんの愛車を大切にする姿勢がうかがえる。
こよなく愛するからこそセキュリティーや色あせが心配。それを防ぐため、台数分のガレージを用意したという。
ガレージに車を収める際、取り回しやすくするために設けたという中央の広場は、小学生の2人の子供にとっては、安心して遊べる格好の空間でもある。
「夏になればプールを広げて楽しんでます」
彼らはここで自転車の練習もしたし、友達を呼んでサッカーを楽しむこともあるそうだ。
母屋のリビングから続くウッドデッキに身を置けば、目の前の広場で遊ぶ子供たちの気配を格子越しに感じられる。
正面にそびえるマンションなど外部からの視線は格子が防いでくれる一方で、吹き抜ける風や子供の声はしっかりと届ける。
その格子越しに眺める愛車の姿も格別だとOさんは言う。晴れた夜に愛車を広場に止め、リビングから格子越しに眺める。
「お酒のすすむ風景です」。広場は愛車を眺めるための格好の舞台でもある。
施主の希望:
作業がしやすいよう、広いガレージが欲しかった

敷地の南側にマンションがあるので、そこから家の中が覗かれないようにお願いしたところ、大きな格子を備えたこのプランを提案してもらいました。後にそのマンションから覗いてみたことがあったのですが、全然見えませんでした。
ガレージへの要望は、①4台止められること、②スムーズに出し入れできること、③作業がしやすいように車のドアを開けても大丈夫な広さが欲しいということ。
いずれもすべてかなえてもらいました。
建築家のこだわり:
格子はこちらの意図で外部の視線を操作できる

格子は和のテイストがあり、規則正しく並べたり、不規則でもバランスが取れていれば美しく感じられるアイテムです。
また、外部からの視線を遮断できるなど、こちらの意図で視線を操作することができます。
この敷地は南を除く3方向が崖のため、崖に寄りすぎないよう建物とガレージの配置や大きさを決めるのに苦労しました。
最終的にガレージを道路側に面するのではなく、多目的な広場を設けられるこの案を提案しました。






■主要用途:専用住宅
■構造:木造軸組構法
■敷地面積:703.92㎡
■建築面積:245.37㎡
■延床面積:293.47㎡
■設計・監理:LIC・山本建築設計事務所
■TEL:058-273-2176
※カーセンサーEDGE 2019年10月号(2019年8月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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