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三角窓とカセットデッキ装着のレトロ系パイクカーで愛犬とゆったり散歩
2018/07/13

レトロな空間に、気持ちいい風が通り抜けていく
昔の車はどれも丸みを帯びたスタイリングだった。
それはボディパネルを加工するプレスの技術が未熟で、時代によっては職人が手叩きで大まかな形を作っていたのも一因だ。
対して最新の車は折り紙細工のごときシャープなプレスラインをはじめ、より複雑な造形でデザインされている。
どちらがいいかは好みの問題なれど古い車に温もりを感じるのは、そのやわらかなデザインによるものだろう。
加藤さんが乗るパオは、複雑化する工業デザインへのアンチテーゼであると同時に、タイムレスな美しさを追求した傑作車だ。

「ずっとホンダのCR-Vに乗っていて、次もSUVをと思い、ジープ パトリオットを探すもいい出物がなく、日産 ラシーンも気になっていたので専門店をチェックしていたら、パオが出てきました」
加藤さんはパオに、幼い頃、軽ワゴン車を改造したり、古いフィアット 500に憧れていた記憶を重ね、購入を決断する。


「窓が広いから気分はいいですけど、クーラーの利きが弱いので、夏はちょっと不安。僕や妻よりも犬の方が心配です」
愛犬のパンくんは暑さが苦手なフレンチブルドッグ。パオの助手席にちょこんと座るその仕草が、なんともかわいい。
「きっとパンくんも、車には満足しているはず。見た目はレトロだけど大きな故障もなく、元気に走ってくれるパオは、車に詳しくない僕にもちょうどいいし」
パオには忘れられない思い出があるとか。「以前、高速道路でパオに乗ったヒゲを生やした白髪の外国人男性を見かけました。車の雰囲気としっくりきていて、今も印象に残っています。ああいうふうになりたいですね」
と本人は言うが、小柄なパオに乗る長身の加藤さんとパンくんも雰囲気満点。
彼らが無意識にデザインする気持ちいい生活は、新たなフォロワーを生むだろう。



※本記事は、カーセンサー 2018年9月号(2018年7月20日発売予定)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
photo/見城了
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