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メルセデス・ベンツ GLBが欲しいなら、予算400万円台でも狙える「前期型」を要チェック! 注目のコンパクトSUV、中古車のオススメは?
2024/07/07

前期型でもビジュアルや機能はさほど変わらない!
メルセデス・ベンツ GLBは、今流行りのスクエアなボディに3列・7人乗りのシートを用意したコンパクトSUV。オフロードテイストを感じさせるカクカクしたフォルムとメルセデスならではのクオリティ感、そして「いざというときは7人乗れる」という利便性で大人気となっているモデルです。
とはいえメルセデス・ベンツ GLBを新車で買うとなると、一番安いグレードでも、車両本体価格だけで638万円。オプション装備や諸費用のことも考えると、そう簡単に手が出せる金額ではありません。
しかし、2023年11月に行われたマイナーチェンジの前に販売されていた「前期型」の中古車でも良しと考えれば、現行型メルセデス・ベンツ GLBであっても総額400万円台前半から狙うことも可能です。

2023年11月を境とする前期型と後期型の主な違いは下記のとおりです。
●よりSUVらしさを強調したフロントバンパーを採用。
●フロントグリルのデザインを変更し、ヘッドライトもよりシャープなデザインに変更。
●LEDコンビランプのデザインを変更。
●ホイールデザインを刷新。
●ステアリングホイールをアップデート。カーナビや液晶メーター、先進運転支援システムなどを操作するステアリングスイッチを備えた他、運転支援システム使用時のハンズオフ検知機能のため、リムに静電式タッチセンサーを採用。
●最新世代の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」や、状況によって自動でハイビーム/ロービームを切り替える「アダプティブハイビームアシスト」を全車標準採用。
●拡張現実技術を用いた「MBUX ARナビゲーション」と、プレミアムオーディオ「Burmesterサラウンドサウンドシステム」をオプション設定。
●AMGラインパッケージには、状況に応じて各輪のダンピングを自動調整する「アダプティブダンピングシステム付きサスペンション」や、走行状況に合わせてエンジンサウンドを演出する「スポーティーエンジンサウンド」(※GLB 200d 4マチックのみ)を追加。
このように列記すると「前期型と後期型ではかなり違う!」と感じるかもしれませんが、実際の内外装デザインからは「大幅に変わった」という印象はほぼ受けません。後期型の方が明らかに魅力的なのは、ステアリングホイールのアップデートのみだと言ってもいいでしょう。つまり、前期型の中古車であっても問題はほとんどないということです。
ということで次章以降、前期型GLBの選び方を中心に見てまいりましょう。

▼検索条件
メルセデス・ベンツ GLB(現行型) × 前期型 × 全国ボディサイズ&ビジュアル:アウトドア風味ただようスクエアフォルムが印象的
メルセデス・ベンツ GLB前期型のボディサイズは、全長4650mm×全幅1835mm×全高1700mm。全高はやや高めですが、4650mmという全長はトヨタ ハリアーより9cmほど短い寸法。スクエアで見切りの良いフォルムであることも手伝って、取り回し性能は良好です。

エクステリアデザインは、立ち気味のAピラーとテールゲートが目を引くスクエア気味なフォルムが最大の特徴。そして、クローム仕上げのアンダーガードや黒いプロテクターなどで「SUVらしさ」が強調されています。
そしてボディのディメンションは悪路走行もいちおう配慮したものとなっており、最低地上高は一般的な乗用車より大きい200mm。本格的な悪路走行ができる車ではありませんが、街中のちょっとした段差などに対しては、さほど気を使わずに運転できる設計になっています。
ちなみに3列目のシートは決して広いわけではなく、メーカーのカタログにも「乗車時の安全確保のため、身長168cm以下の乗員のみが使用できます」と書かれています。とはいえ、子供や小柄な方のための「補助シート」として考えるなら、この3列目シートも十分に機能するでしょう。

エンジンタイプ:2Lディーゼルターボの他に3種類のガソリンターボを用意
前期型のメルセデス・ベンツ GLBに搭載されたパワーユニットは下記の4種類です。
●2L直4ディーゼルターボ(最高出力150ps/最大トルク320N・m)
最初期のFFグレード「GLB 200d」に搭載されたディーゼルターボユニット。その後2021年4月に追加された4WDグレード「GLB 200d 4マチック」にも搭載。
●2L直4ガソリンターボ(最高出力224ps/最大トルク350N・m)
初期の4WDグレード「GLB 250 4マチック スポーツ」に搭載されたガソリンターボユニット。
●強力な2L直4ガソリンターボ(最高出力306ps/最大トルク400N・m)
こちらは「M260」という直4ガソリンターボで、メルセデスAMG GLB 35 4マチックに搭載。2023年12月以降はマイルドハイブリッドシステムを追加。
●1.3L直4ガソリンターボ(最高出力136ps/最大トルク200N・m)
2021年4月に追加されたFFのエントリーグレード「GLB 180」に搭載。
なお、2023年11月以降の後期型GLB 180とGLB 200d 4マチックが搭載するエンジンは、前期型のものと同一です。また、上記4種類のエンジンのうち、圧倒的に流通量的が多いのは2Lディーゼルターボで、1.3Lガソリンターボは少なめ、そして2Lガソリンターボは希少です。

機能&安全性:Sクラスと同等の運転支援システムを全車に標準装備
車内空間に関しては、前述したとおり3列目シートは「補助用」の域を出ないものの、2列目シートは140mmの調整幅をもつ60:40分割式のスライド機構や、シートバックの角度を8段階で調整できる40:20:40の3分割式リクライニング機構が備わっているため、快適に座ることができます。
また、後期型ではよりアップデートされたのですが、前期型であっても対話型インフォテインメントシステムである「MBUX」は全車標準装備。携帯端末とのコネクティビティも十分で、前席まわりにQi規格のワイヤレスチャージング機能を標準装備する他、1~3列目のいずれのシートにもUSBポートが用意されています。

運転支援システムと防安全システムについては当初から「Sクラスと同等」とうたわれており、レーダーセーフティパッケージは全車標準装備。ステレオマルチパーパスカメラとレーダーによって、的確に交通状況が認識されます。アダプティブクルーズコントロールは、高速道路上では30秒以内、一般道では3秒以内の停車であれば「自動再発進機能」が働き、ドライバーのウインカー操作に応じて自動で車線変更を行う「アクティブレーンチェンジングアシスト」も装備されています。
衝突回避支援機能では自動緊急ブレーキに加え、ドライバーのステアリング操作をアシストして衝突回避を支援する「緊急回避補助システム」も採用。前進・後退を問わず車両の進行方向1m以内に障害物がある際に、アクセルを強く踏んでも車速を2km/h未満に抑え、警告音によりドライバーに誤操作の可能性を知らせる「ドライブアウェイアシスト」も全車標準装備です。
後期型ではMBUXがより進化するとともに「アダプティブハイビームアシスト」も標準装備となったわけですが、基本的には前期型であっても機能装備と安全装備は十分以上といっていいでしょう。

中古車のオススメ:安価に狙うなら2020~2021年式付近のGLB 200d
総額400万円台前半から半ばぐらいの、相対的に手頃な予算でメルセデス・ベンツ GLBの前期型中古車を狙いたい場合、イチ推しとなるのは2020~2021年式付近のGLB 200d、つまり、2L直4ディーゼルターボエンジンを搭載した初期のFFモデルです。


こちらであれば流通量が最も豊富であるため、様々な価格、様々なコンディションである物件の中から「これぞ!」という1台を取捨選択しやすいはず。また、2Lディーゼルターボエンジンは普通にパワフル(トルクフル)ですし、街中メインでの使用であれば、駆動方式がFFであっても何ら問題はなく、むしろ燃費の面では、FFである方が4WDよりも有利です。さらに言えば、足回りがいささか硬すぎるGLB 250 4マチックスポーツと違って乗り味がソフトであるため、普段使いにおいてはベストと感じられるはずです。
こちらの走行3万km台から5万km台ぐらいの物件を、総額450万円前後の予算で狙ってみるのはかなり悪くない選択です。必要と思われる装備類はおおむねすべて標準で付いていますので、内外装の状態とエンジンや足回りのコンディションを十分にチェックしながら探せば、きっと素敵な買い物になることでしょう。
基本的にはFF車であるGLB 200dで普通に十分かと思われますが、趣味の活動内容や地域性などの観点から「フルタイム4WDが欲しい」という場合には、総額400万円台後半で「GLB 200d 4マチック」を探すこともできます。とはいえGLB 200d 4マチックの中古車価格は総額500万円以上である場合がほとんどであるため、400万円台後半の物件は希少です。
そういった意味で、やはり「比較的安価な前期型GLBのオススメはFFのGLB 200dである」というのが結論になります。

▼検索条件
メルセデス・ベンツ GLB(現行型) × 200d ディーゼルターボ × 2020~2021年式 × 全国
自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツR EX Black Interior Selection。
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