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コンパクトハイトワゴンが欲しいけど、手ごろで他人と被らないものをお探しのアナタ! シボレー MWがありますよ!
2021/03/09

MWはスズキのワゴンがベースになったシボレーのコンパクトハイトワゴン
ちまたでは、クロスオーバーSUVが大人気となっている昨今。ですが、日常的に使用することを考えれば、それなりにコンパクトかつ、室内空間が広いモデルの方が使いやすい、というシーンは少なくありません。
そういったユーザーには、スーパーハイト軽ワゴンが人気となっています。しかし、4名乗車となる軽自動車ではなく、5人乗りが必要。という人や、高速道路を使った移動が多いユーザーにはもう少し排気量に余裕が欲しいところ。そうなると、軽自動車では物足りなくなることもあるでしょう。
そんなユーザーをターゲットとした、トヨタ タンク4兄弟や、スズキ ソリオといったコンパクトハイトワゴンがリリースされてはいますが、まだまだ中古車の相場としてはお高め。そして人気車種ということで、街中で見かける機会が多いので、もっと個性的な1台を選びたい! と考える人もいるでしょう。
そこでオススメしたいのが、同じくコンパクトハイトワゴンのシボレー MWです!
「シボレー!? アメ車じゃん!」と思った人もご安心ください。実はこのシボレー MWは、スズキのワゴンRプラス、ワゴンRソリオがベースとなっているため、メカニズムは安心の日本製なのです。
輸入ブランドだけど中身は国産! どちらかといえばマイナーなモデルだけに、街中で見かける機会も少ないので、個性的なコンパクトハイトワゴンを探している方にはピッタリの1台なんです!


内外装各所にシボレーのテイストが光る
それではシボレー MWとはどんなモデルなのか? 早速概要をご説明します。
実は、スズキは1980年代前半からシボレーブランドを展開するアメリカのゼネラルモーターズ(以下GM)と提携を結んでいました。
カルタスやエスクードをGMのブランドで販売していたこともあり、このMWもスズキ車がベースとなっているというワケ。
そんなMWが初めて登場したのは2000年9月のことでしたが、このときは限定販売ということで、1Lターボエンジンを搭載した「Sエディション」のみがラインナップされていました。
その後、2001年1月からはカタログモデルに昇格し、1.3L NAエンジンと1.0L NAエンジンというラインナップに変更(1.0Lは2002年4月に廃止)。1.3Lには4WDも設定されましたが、ミッションは全車4速ATとなっています。
また、2003年に一時販売を停止し、2006年に一部改良を加え再販されました。
エクステリアは、ブラックアウトされたフロントグリルの中央に装着されるシボレーの“ボウタイマーク”が最大の特徴。また、MW専用のエアロパーツも用意され、差別化が図られていました。
内装に目を向けると、シボレーのロゴが刺しゅうされたフロントシートがワゴンRとの違いを静かに主張しています。
また、グレードによっては本革シートやアルカンターラシートも用意されており、1クラス上の車といったキャラクター付けがなされている点もMWの特徴です。


ちなみにMWは、スズキ系のディーラーでも販売されていましたが、当然ながらシボレーを取り扱うディーラーでも販売されており、セカンドカー需要もあったとか。それだけに意外と低走行な個体も少なくないようです。
多走行な個体は少なく、価格も総額50万~60万円台とリーズナブル
2000年にデビューしたMWは、途中3年弱ほど生産を休止していた期間があったとはいえ、2010年末まで販売が続けられていた意外な長寿モデル。
それだけに、掲載台数は67台とややマイナーな車種としては、意外にも少なくない台数が流通しています。
ただ、低年式のものは少なく、販売を再開した2006年以降の個体が圧倒的に多く、走行距離も10万kmを超えているようなものは数台あるだけで、半数以上が6万km以下の年式から考えれば低走行なものが中心となっています。
では価格が高いか? というとそんなこともなく、最も高い部類でも支払総額は50万~60万円台といったところ。ただ、店舗によっては低走行でもそれより安いものもあれば、それなりに走行していても強気な値段のものもあり、価格だけではなく状態も見極めることが大切といえます。
なお、余談ではありますが、MWの車検証上の車名表記は当然ながら“シボレー”となっており、「シボレーの車買った!」と言えるだけでもMWを選ぶ価値がある、といえるのではないでしょうか。
▼検索条件
シボレー MW(初代)×全国
自動車ライター
小鮒康一(フナタン)
スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車を買ってしまう暴挙に出る。愛車は日産 リーフ、初代パルサー、NAロードスター。
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