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『ハイブリッド=エコ』だけじゃない! 過給機的にモーターを使った俊足SUVのトヨタ ハリアーハイブリッド
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / SUV / ハリアーハイブリッド / 小鮒康一
2021/02/06

実は4.0Lクラスのパワーを有する俊足のハリアーハイブリッド
皆さんは“ハイブリッド”と聞くとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。多くの人がエコだったり、低燃費だったりというイメージをもつと思います。
そして、車好きにとっては、ハイブリッド車=かったるい車というネガティブなイメージをもたれている人も少なくないかもしれません。
そんなハイブリッドアレルギーをおもちの人にぜひ体感してもらいたいのが、2005年にデビューした初代ハリアーハイブリッドなのです。
高級クロスオーバーSUVという新ジャンルを確立した初代ハリアーの跡を継ぎ、2003年に登場した2代目ハリアー。その2代目ハリアーをベースとして2005年に登場したのが、初代ハリアーハイブリッドということになります(ちょっとややこしい)。

2005年3月に登場したハリアーハイブリッドは、ベース車には搭載されていない3.3LのV型6気筒エンジンをフロントに搭載し、さらに前後にそれぞれ駆動用モーターを搭載するハイブリッドモデルですが、そのモーターのパワーを燃費ではなく、動力性能に振ったパワー型ハイブリッド車だったのです。
エンジン単体の出力は211psで、フロントモーターの最大出力は167ps、そしてリアモーターは68psとなっており、システム合計の最高出力は272psを誇ります。

その真骨頂はむしろトルク感で、ゼロ発進から最大トルク(フロント333N・m、リア130N・m)を発生することができるモーターの力で、怒涛の加速力を体感できるもの。
実はハリアーは、海外で“レクサス RX”としても販売されており、このハリアーハイブリッドは“レクサス 400h”として販売されていました。レクサスの車名の法則からすれば、このモデルは4.0Lクラスのパワーを持ち合わせているということになるワケなのです。
また、横滑り防止装置(VSC)、アンチロックブレーキシステム(ABS)、電子制御ブレーキシステム(EBD)、トラクションコントロールシステム(TRC)、電動パワーステアリング(EPS)といった車両を制御するシステムを統合制御するVDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)を搭載。自然かつ安全に車両の動きを制御してくれるため、パワーに見合ったハンドリングを楽しむこともできる、という美点も見逃せないポイントでしょう。
また、ハイブリッドとはいえ、駆動用バッテリーはリアシートの下に搭載されるため、ラゲージスペースはガソリン車と同等を確保。リアモーターの関係でラゲージアンダーボックスなどの容量は制限されていますが、普段使いで気になることはほぼないと言えます。
ちなみに、いくらパワーに振ったハイブリッド車といっても、燃費の面がおろそかになっているというわけではなく、カタログ燃費で17.8km/L(JC08モード)と、ガソリンモデルの3.5L車の9.7km/Lはもちろん、2.4L車の11.0km/L(ともにFFモデルでの数値)をも上回る数値となっています。


新車時にあった価格差が今はほぼ皆無! だがタマ数が少ない
新車時ではハリアーの4WD、3.5Lガソリンモデルに比べて60万~80万円ほど高額となっていたハリアーハイブリッド。しかし、中古車となった現在は、その価格差はほぼありません。というか、状態によってはガソリンモデルの方が高いという逆転現象すら起こっているほど。
ただし、掲載台数はガソリンモデルが362台なのに対し、ハイブリッドモデルは47台とかなり台数が少なくなってしまうので、自分好みの仕様が見つかるまではやや根気が必要になるでしょう。
気になる価格は、執筆時点ではガソリンモデルの最も高い部類の個体だと、支払総額が200万円前後なのに対し、ハイブリッドでは150万~180万円となっているのです。なお、どちらも走行5万km台、黒系の個体でした。
ですが、逆に最も安い部類の個体となると、ガソリンモデルは総額40万円台から存在するのに対し、ハイブリッドモデルは70万円台ほどと差があるため、格安の個体を狙う人は注意が必要です。
とはいえ、最も掲載台数が多いボリュームゾーンは、ガソリンモデルが50万~120万円、ハイブリッドモデルが60万~120万円(ともに車両価格)とほとんど差がなく、比較的状態が良い個体を狙うのであれば、ハイブリッドモデルも十分射程圏内と言えます。
自動車税の関係もあって、2.4Lのガソリンモデルを中心に探している人もいるかもしれませんが、2代目ハリアーも重課となる年式も存在し、およそ5万1700円が重課分も加味した自動車税額となります。
一方のハイブリッドモデルは3.3Lなので5万8000円ということになりますが、実は現在のところハイブリッド車は何年経過しても重課の対象にならないため、増額されないのです。
つまり、年間の差額はわずか6300円。これで圧倒的な動力性能が手に入るであれば安いもの。場合によっては、燃費で吸収できてしまう額とも言えるでしょう。
そういった意味でも、ハリアーハイブリッドはかなりオススメできるクロスオーバーSUVなのです!
▼検索条件
トヨタ ハリアーハイブリッド(初代)×全国
自動車ライター
小鮒康一(フナタン)
スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車を買ってしまう暴挙に出る。愛車は日産 リーフ、初代パルサー、NAロードスター。
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