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艶っぽささえ感じる! 今こそ絶滅危惧車の406クーペをチェックせよ
2018/07/23

生産もピニンファリーナが請け負っていたモデル
いわゆる“絶版車ネタ”として何度取り上げられているか分からない、プジョー 406クーペ。日本導入からもう20年以上の月日が経過している。
リアフェンダー下のサイドボディやダッシュボードの化粧板には、「ピニンファリーナ」のエンブレムが誇らしげに装着されている。しかも406クーペはデザインだけでなく、生産もピニンファリーナが請け負っていた。
基本デザインは406セダンやブレーク(ステーションワゴン)などから譲り受けているが、406クーペのエクステリアはすべてが専用設計。同じボディパネルは1ヵ所もない。
全長4615mmとコンパクトなボディながらロングノーズ、大人2名が快適に座れるインテリア(後席が窮屈なのは美しさのための代償というしかない)を持つ。個人的には同時期のフェラーリ 456に相通じるエレガントさが漂っている、とさえ思うほど。
なお全幅はセダンよりも30mmワイドで、全高は65mm低い。数値を見るだけでも、スポーツカーのデザインにおいて重要な“ワイド&ロー”を実現していることがうかがえる。

ダッシュボードは406セダンやブレークと基本は同じだが、メーターパネルやドアの内張り、天井、シートなどにはクーペ専用部品が奢られている。ちなみに最終モデル以外は、ブレンボ製ブレーキが標準装備されていたことも、車好きの心をくすぐる。
結果としてインテリアは格段に“艶っぽく”仕上がっている。フロントシートはプジョーとレカロの共同開発で、座面が広く、大きな車に乗っているように“物理的”に感じさせる。

日本に正規輸入されたモデルは2.9L V6エンジンと4速ATを組み合わせていた。0→100km/加速は7.9秒と、特段速い車ではなかったが遅いわけでもなかった。新車時価格が500万円前後であったことを考えれば、このパフォーマンスは文句なしであろう。
ここ最近、中古車相場は下げ止まりしている雰囲気もある。そういう意味では、今の相場はラストチャンスかもしれない。普遍的なクーペの美しさを少しでも406クーペに感じた方は、カーセンサーに掲載されている物件をチェックされたい。


photo/プジョー・シトロエン、カーセンサー
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プジョー 406クーペ(初代)この記事で紹介している物件
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