Bikebros |
ヤマハ | YAMAHA YZ450FX
車輌プロフィール
2016年に新発売されたYZ450FXは、4スト・モトクロスレーサーのYZ450Fをベースにしたクロスカントリー・エンデューロレース用マシン。日本国内向けのエンデューロレーサーとしては、4番目のモデルだった。449ccの水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。モトクロスレースとは違い、耐久レースに近いエンデューロレース向けに、エンジンやサスのセッティングが変更されており、装備や仕様も異なっていた。2017年モデルでセル始動のみとなり、2019年モデルでフルモデルチェンジされ、フレームから一新された。2021年モデルでは、圧縮比を13.0:1までアップさせた新エンジンを採用し、フレームもYZ450F用をベースに、エンデューロ走行に最適化されたものに変更された。ベース車両のYZ450Fが2023年モデルでモデルチェンジを受けたことを受けて、YZ450FXも2024年モデルで一新された。吸気経路などを見直した新エンジンは、クロスカントリーレースに最適化された専用ECU(エンジンコントロールユニット)を採用。従来のコイルスプリングから皿バネ式となったクラッチも、モトクロスレーサーよりもマイルドなクラッチミートができるようになるなど、さまざまな進化を遂げていた。※ナンバー取得、公道走行は不可


ヤマハ YZ450FX
YZ450FXは、4スト449ccエンジン搭載のエンデューロ(クロスカントリー)競技専用車で、モトクロスレーサーのYZ450Fがベース。2026年モデルでは、盗難抑制のためのECUロック機能を搭載。公道用モデルのようにキー始動ではない競技用モデルに盗難リスクの軽減をもたらした。また、トラクションコントロールの介入は、これまでの3段階から4段階に変更された(OFF含めて)。※2025年9月25日発売
基本スペック
タイプグレード名 | YZ450FX |
---|---|
モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ |
発売年 | 2025 |
発売月 | 9 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2170 |
全幅 (mm) | 825 |
全高 (mm) | 1265 |
ホイールベース (mm) | 1470 |
最低地上高(mm) | 330 |
シート高 (mm) | 955 |
車両重量 (kg) | 114 |
乗車定員(名) | 1 |
原動機型式 | J353E |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 449 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 97 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 60.8 |
圧縮比(:1) | 13 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 7.8 |
燃料(種類) | ハイオクガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火装置 | フルトランジスタ式 |
エンジン潤滑方式 | ドライサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.2 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・5段変速 |
1次減速比 | 2.481 |
2次減速比 | 3.846 |
変速比 | 1速 2.500/2速 1.800/3速 1.350/4速 1.100/5速 0.880 |
動力伝達方式 | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 13 |
スプロケット歯数・後 | 50 |
フレーム型式 | セミダブルクレードル |
キャスター角 | 27°00′ |
トレール量 (mm) | 121 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
タイヤ(前) | 80/100-21 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 51 |
タイヤ(前)速度記号 | M |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 120/90-18 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 65 |
タイヤ(後)速度記号 | M |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ |
車両装備:トラクションコントロール | 有 |