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ホンダ | HONDA クロスカブ110 | CrossCub 110
車輌プロフィール
スーパーカブに、アウトドアレジャーを想起させるスタイルと装備を与えたバリエーションモデルとして、2013年に登場したクロスカブ。ベースとなったのは、スーパーカブ110で、ヘッドライトまわりに防護用の丸パイプをまわし、ハンドルはスーパーカブよりもアップライトになっていた。サスペンションは、タフな使用にも耐えるスーパーカブ110プロと同じ仕様として、17インチのタイヤを組み合わせていた。広くて厚いシートクッションもクロスカブ110専用品。2014年にカラーバリエーションの追加を行った。2017年の第45回東京モーターショーに、市販予定車として「クロスカブ110」が展示された。レッグシールドがないスタイルは、1980年代のCT110ハンターカブをイメージさせるものだった。2018年2月、そのスタイルのまま新型モデルとして登場した。新型はチェーンサイズが変更されている。同時に、スーパーカブ50をベースにしたクロスカブ50も登場。50cc版は14インチホイールを採用していた。2019年6月には、ホンダの二輪工場がある熊本県のPRキャラクターとして人気のあった「くまモン」をあしらった「くまモン バージョン」が発売された。2020年モデルでは、テールライトを変更した。人気のくまモン バージョンも継続設定された。2022年4月にマイナーチェンジを受け、排気量こそほぼ同じながら、ロングストローク化された新エンジンを搭載。フロントブレーキがディスク式となり、ABSも搭載された。ホイールはこれまでのワイヤースポークではなくキャスト式とすることで、チューブレスタイヤが使えるようになった。くまモン バージョンも継続設定。


第45回東京モーターショーに展示された市販予定モデル。2017年にフルモデルチェンジしたスーカーカブ50/110同様に、LEDヘッドライトを備えていた。
基本スペック
タイプグレード名 | CrossCub 110 |
---|---|
全長 (mm) | 1935 |
全幅 (mm) | 795 |
全高 (mm) | 1090 |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 109 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) |
ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |