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『国民車の会心のフルモデルチェンジ』 トヨタ アクア 2021年モデル 時計好き太郎さんのレビュー・評価
アクアの新車
新車価格: 243〜302 万円 2021年7月19日発売
中古車価格: 109〜313 万円 (1,517物件) アクア 2021年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > アクア 2021年モデル > Z
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2023年3月21日 17:06 [1694406-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
車歴はR35GT-R、アウディQ7、テスラモデル3パフォーマンスなど
家族車として現行最終形のアルファード2.5Lを所有。
今回急遽通勤車が必要となったため、納期の早いディーラー中古車購入。
グレードはZ 2WDを購入、ホイールは標準の15インチアルミ。スーパースポーツから1000万円級エアサス付ビッグSUV、BEVなどを乗り継いできた身での評価です。コンパクトカーは20年免許取り立ての頃に三菱コルトに乗って以来久しぶりです。基本的に車のアラを探すより、どの車にも良さはあるのでその車のいい所を積極的に拾い上げていきたいという評価スタンスです。
【エクステリア】
かっこいいです。まだ街中で多く見かける先代と比較して、2代目になり一見キープコンセプトながら外装の質感には大幅な進化を感じます。ライトの造形やカラードのグリル周りなど、Zとそれ以下のグレードでは外装の印象が大きく変わりますので気に入ればZが一押しです。
リアハッチ周りは結構複雑なプレスラインが入っており凝った作りになってます。リアハッチを開けた時両サイドのフレームがぶっといので、TNGAでしっかりと剛性を考えたボディになってるんだと実感します。
15インチアルミホイールはプレーン過ぎるデザイン。後述するように乗り味考えたら15インチ一択でしょうが、イタリア車のようなポップな15インチホイール履かせて欲しかったです。
【インテリア】
質感は車格を考えれば悪くありません。インパネにはソフトパッドがあしらわれ質感向上の努力が見て取れます。ドアはハードプラの面積が大きいですが車格を考えればまぁこんなもんでしょう。
10.5インチのナビは視認性も抜群です。
携帯置きのスペースも現状画面サイズが最大のiPhone14plusをきちんと置けます。
Gグレード以上は高遮音ガラスも使われており、車格から想像するよりもかなり静粛性は高いと思います。
安全装備は一昔前だったらレクサスにも積んでなかったようなものが標準で付いてきます。
【エンジン性能】
世界初のバイポーラーニッケル水素電池搭載のハイブリッドシステムがこの車の肝だと思います。ハイブリッドカー所有は初めてですが、カーシェアでヤリスクロスHVなどは何度も乗りました。それと比較してもアクアはかなりBEVに近いレスポンスの良さを実現しており、リニアな加速感は気持ちいいと表現してもいいレベルです。ヤリス搭載のハイブリッドシステムとは別物感があります。エンジンやモーターのサイズ的にバカっ速いとは言えませんが、高速道を追い越し車線走る程度ならなんのストレスもなくこなします。
EV走行も40km/h位まで行ってくれて、アクセルをベタ踏みしない限りは比較的高い速度域でスムーズにエンジン駆動にバトンタッチします。
快感ペダルはテスラや日産のワンペダル程の減速感はありません。テスラや日産が8速ATで2〜3段ダウンシフトした減速感だとすると、1段落とした位のマイルドな減速感に近いかもしれません。
完全電気駆動のノートの方がよりダイレクトなEV感を全域で味わえますが、アクアの凄まじい燃費には及ばないので何を取るかでしょう。
【走行性能】
TNGAボディーと足回りの調和が素晴らしく、GRグレードではないですが高速道路でのコーナリングも狙ったラインをきっちりトレースしてくれます。
【乗り心地】
Zのみレクサスでも採用されているスウィングバルブショックアブソーバーが奢られます。これが欲しくてZ選びました。
この恩恵かフロア振動などはかなり押さえこまれ、低速〜中速まで非常に穏やかでフラットかつ突き上げもマイルドに丸めてくれてる乗り心地です。車重は1200kgを切るため、ビッグサイズのセダンやSUV、アルファードのように重量級ボディーで押さえつけるようなフラットさはないものの、コンパクトカーでこの乗り心地はすごい時代になったものだと感心します。
同じプラットフォームでも乗り味はヤリスとは明らかに異なり、アクアはより優しい方向で調和が取れている印象です。
オプションの16インチにするとエアボリュームの減少により乗り心地の悪化が目立つようですね。
私はホイールサイズが選べる時は基本的にカッコ良さより乗り心地重視で小径の方を選びます。
家族車として所有しているアルファードSCパケもダウングレードオプションで18→17インチをわざわざ選びました。
GRも魅力的なのですが、大径ホイールしか選択肢がないので選びずらいですね。
スイングバルブと15インチホイールの組み合わせが個人的にはベストバイだと思ってます。
【燃費】
ECOモードにすると何も考えず走ってリッター30kmとか普通に走ります。powerモードで高速踏みまくってもリッター20切ることはありません。満タン給油で表示される走行可能距離は約800km。恐ろしく燃費がいいです。
【価格】
Zグレードの2年弱落ち・7000km走行・ベージュ色の車両の出物があったので、トヨタディーラーの認定中古を購入しました。これまで新車乗り継いできたのですが、急ぎ車が必要だったので、現状の長期化する新車納期は待てませんでした。
乗り出し価格は新車Xグレードのオプションなし+諸費用と同程度。条件があえば高年式・高グレードの中古のコスパはかなりいいと思います。
【総評】
多分コンパクトカーでは現状世界最高峰の先進性を持つ車ではないでしょうか?
この車の本質の価値であるハイブリッドシステムに世界初の技術を投入してきた点など、ハイブリッド専用車のアクアというブランドに対するトヨタの意地を感じます。トヨタ内でもハイブリッド搭載車種が増えてきており、特にヤリスの出来がいいのでメーカー内で需要の食い合いになりそうなものですが、ハイブリッドシステムの差別化やクラスレスと評して良いほどの良好な乗り心地を兼ね備えたアクアは独自のキャラを確立出来ていると思います。
コンパクトカーの所有は少ない車歴ですが、現代のコンパクトはここまで出来がいいのかと本当に驚きました。
積載性・居住性の問題がクリアできればファーストカーとしても全然使える出来の良さです。
- レビュー対象車
- 中古車
参考になった53人
「アクア 2021年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年10月27日 14:47 | ||
| 2025年7月13日 18:35 | ||
| 2025年6月28日 00:34 | ||
| 2025年5月8日 18:33 | ||
| 2025年5月8日 11:41 | ||
| 2025年4月23日 11:33 | ||
| 2025年4月11日 23:45 | ||
| 2025年3月31日 18:41 | ||
| 2025年3月30日 14:46 | ||
| 2025年2月11日 15:50 |
アクアの中古車 (全2モデル/7,707物件)
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アクア X−アーバン 禁煙車 純正SDナビ(フルセグTV/DVD/CD/BT)バックモニター ETC 前方ドラレコ スマートキー プッシュスタート LEDヘッドライト フロントフォグ 電格ミラー
- 支払総額
- 79.8万円
- 車両価格
- 75.4万円
- 諸費用
- 4.4万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 14.3万km
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- 支払総額
- 163.7万円
- 車両価格
- 156.6万円
- 諸費用
- 7.1万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 1.4万km
-
- 支払総額
- 159.7万円
- 車両価格
- 155.2万円
- 諸費用
- 4.5万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 4.2万km
-
- 支払総額
- 115.3万円
- 車両価格
- 102.8万円
- 諸費用
- 12.5万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 2.4万km
-
- 支払総額
- 99.3万円
- 車両価格
- 89.9万円
- 諸費用
- 9.4万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 9.3万km
この車種とよく比較される車種の中古車
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14〜435万円
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25〜799万円
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12〜305万円
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15〜418万円
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15〜171万円
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46〜358万円
-
114〜352万円









