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『本格エコカーまでのつなぎ役として十分楽しめます』 スバル スバル XV 2017年モデル 夕やけ小僧さんのレビュー・評価
スバル XVの新車
新車価格: 213〜295 万円 2017年5月24日発売〜2022年10月販売終了
中古車価格: 99〜1906 万円 (968物件) スバル XV 2017年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > スバル > スバル XV 2017年モデル > 2.0 e-BOXER Advance
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2020年5月21日 08:00 [1324817-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
給油時にトリップをリセットして、一般道を550kmほど走行後の平均燃費です。 |
2月2日に納車され、一般道のみ2100kmほど走った感想です。
【燃費】
まずは気になる燃費ですが、都内⇔郊外の日帰りドライブなら、一般道だけでも出発から帰宅まで通算で16km/L走ってくれます。WLTC郊外モードのカタログ燃費が15.5km/Lですから、ほぼカタログ値通りです。本格エコカーへのつなぎ役としては十分です。街中のチョイノリだけだと11〜12km/L程度ですね。
ガソリンタンク容量が48Lなので航続距離が不安でしたが、通算で650〜700km走れるので全く心配はありません。
面白いのは、幹線国道のノロノロ渋滞にはまっても、エンジンが停止したままモーターで前進するので、あまり燃費が低下しないことです。
高速道路走行はまだ経験がないのでわかりません。
なお私は一般道でもアイサイトの追従走行をよく使います。なんといっても指先一本でスタート/ストップできるので楽ですし、(残念ながら)自分で運転するより燃費は良いです。追従モードはECO-C(エコクルーズ)モードで十分です。ECO-Cモードの場合、加速がマイルドになるので、信号待ちからの発信時などは前車との距離が開き気味になり、隣の車線から間に入られることも多いのですが、気にしません。
自分が先頭の場合は、アクセルを踏んで加速し、巡航速度になったら追従走行に切り替えれば後続車に迷惑をかけることはありません。
【エンジン】
はっきりとモーターアシストが感じられ、一般道を走る限りトルクに不満は感じません。
モーターのみで発進加速しようとするとモッサリ感があります。初めにクッとアクセルを踏んでエンジンを始動し、そこからグイーとアクセルを踏み込めば信号スタートで後れを取ることはほとんどありません。
エンジンは4000回転くらいまでならスムーズですが、それ以上回してもあまり面白いとは感じません。
エンジン音は最近の高効率エンジンらしく軽く軽快な感じです。
興味深いのは、50km/hや60km/hで走行中でも、アクセルオフやブレーキングで、すぐにエンジンがストップしてEV走行に切り替わることです。
アクセルを踏み込むとすぐにエンジンが再始動しますが、注意してじんわりと踏めばそのままの速度を維持してEV走行を続けることができ、少しずつですが加速することも可能です。
走行中にちょんとブレーキをかけるとEV走行になるので、これをうまく利用して極力EV走行をすれば、けっこう燃費を稼げます。当然ですが、モーター走行中は瞬間燃費計は99km/Lを表示して面白いです。
このクルマはこうして燃費を稼ぐ方式なのでしょう。補器用とエンジン再始動用に12Vバッテリーを2つ積んだ理由も納得です。ただ、こう頻繁にエンジンが停止・再始動を繰り返すと、再始動用バッテリーの寿命が心配になりますがこのあたりは今後注視していきたいと思います。
アイドリングストップからのエンジン再始動時は、走行中ならほとんど振動を感じませんが、停車中に再始動するとブルブルン!というやや不快な振動があります。この点はぜひ改善してほしい点です。
【ハンドリング】
ややきついコーナリングでもほとんどロールを感じることなく、ステアリングを切っただけ曲がってくれます。まさにオンザレール感覚です。
ステアリングフィールはダイレクトで、ステアリングに伝わる振動は路面の情報をよく伝えてくれますが、決して不快な振動ではなく、マイルドな印象です。
【乗り心地】
乗り心地は硬めですが、ゴツゴツした突き上げはなく、しっかり腰の座った路面に張り付くような乗り味です。
走行中の騒音も、高級車のような静かさは期待できませんが、エンジンルームや外部からのノイズもよく抑えられており、室内に入ってくる音もマイルドに抑えられています。
【安全性能】
アイサイトは現行バージョンになってかなり進化していると感じました。追従走行時の加減速がスムーズになり、以前のようにギクシャクすることが少なくなりました。
ステアリングアシストは、一般道では自分の思うコース取りが難しく、あまり使い物になりませんでした。高速道路専用の機能と思った方がよさそうです。
そのほかいろいろなカメラやセンサーが装備されていて、特にバックコーナーセンサーは、自宅前から交差する見通しの悪い道路にバックで出る際に、クルマや人の接近を警告してくれるのでとても便利です。前方視界の良さに比べてリアクオーター周りの視界がやや狭いのでなおさら助かります。
【エクステリア/インテリア】
外観はちょっと寸詰まりの感じもありますが、最低地上高の高さやオーバーフェンダーやボンネットの厚みなどから、SUVらしい迫力があり、インプレッサとうまく差別化されていると思います。
色はクォーツブルー・パールを選びました。インテリジェントとアグレッシブを併せ持つこのクルマのキャラクターに一番マッチしていると思います。パールが入っているので、のっぺりした青ではなく、深みがあるところが気に入っています。
インテリアでは、シートがやや気になりました。悪いシートではないのですが、座面の硬さが足りないのか、数時間座っているとだんだんお尻が沈むような印象で、やや腰に負担を感じます。これまでスバル車を数台乗り継いで、腰が痛くなった経験は一度もありませんでしたが、素材や形状が少し変わったのでしょうか。もしかしてトヨタの影響?
せめてランバーサポートをつけてくれればよかったと思います。
ラゲッジスペースはSUVとしては小さめですが、本格的なアウトドア以外なら十分だと思います。
【総評】
まだ乗り始めたばかりなので、これからエンジンや各部のアタリがとれた時にどのように変わるか、また、メインバッテリーの劣化で走行性能や燃費がどのように変化するか、注視していきたいと思います。2つの12Vバッテリーの寿命も気になるところです。
スバル初のEV計画のうわさも聞こえてくる中、本格エコカーまでのつなぎとして楽しんで乗っていきたいと思います。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年2月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 288万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった25人(再レビュー後:14人)
2020年5月3日 18:23 [1324817-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
2月2日に納車され、一般道のみ2100kmほど走った感想です。
【燃費】
まずは気になる燃費ですが、都内⇔郊外の日帰りドライブなら、一般道だけでも出発から帰宅まで通算で16km/L走ってくれます。WLTC郊外モードのカタログ燃費が15.5km/Lですから、ほぼカタログ値通りです。本格エコカーへのつなぎ役としては十分です。街中のチョイノリだけだと11〜12km/L程度ですね。
ガソリンタンク容量が48Lですが、通算で650〜700km走れるので全く心配はありません。
面白いのは、幹線国道のノロノロ渋滞にはまっても、エンジンが停止したままモーターで前進するので、あまり燃費が低下しないことです。
高速道路走行はまだ経験がないのでわかりません。
なお私は一般道でもアイサイトの追従走行をよく使います。なんといっても指先一本でスタート/ストップできるので楽ですし、(残念ながら)自分で運転するより燃費は良いです。追従モードはECO-C(エコクルーズ)モードで十分です。ECO-Cモードの場合、加速がマイルドになるので、信号待ちからの発信時などは前車との距離が開き気味になり、隣の車線から間に入られることも多いのですが、気にしません。
自分が先頭の場合は、アクセルを踏んで加速し、巡航速度になったら追従走行に切り替えれば後続車に迷惑をかけることはありません。
【エンジン】
発進時にははっきりとモーターアシストのトルクを感じることができます。
しっかりアクセルを踏めば、信号スタートで後れを取ることはありません。
エンジンは4000回転くらいまでならスムーズですが、それ以上回してもあまり面白いとは感じません。
エンジン音は最近の高効率エンジンらしく軽く軽快な感じです。
興味深いのは、50km/hや60km/hで走行中でも、アクセルオフやブレーキングで、すぐにエンジンがストップしてEV走行に切り替わることです。
アクセルを踏み込むとすぐにエンジンが再始動しますが、注意してじんわりと踏めばそのままの速度を維持してEV走行を続けることができ、少しずつですが加速することも可能です。
走行中にちょんとブレーキをかけるとEV走行になるので、これをうまく利用して極力EV走行をすれば、けっこう燃費を稼げます。当然ですが、モーター走行中は瞬間燃費計は99km/Lを表示して面白いです。
このクルマはこうして燃費を稼ぐ方式なのでしょう。補器用とエンジン再始動用に12Vバッテリーを2つ積んだ理由も納得です。ただ、こう頻繁にエンジンが停止・再始動を繰り返すと、再始動用バッテリーの寿命が心配になりますがこのあたりは今後注視していきたいと思います。
アイドリングストップからのエンジン再始動時は、走行中ならほとんど振動を感じませんが、停車中に再始動するとブルブルン!というやや不快な振動があります。この点はぜひ改善してほしい点です。
【ハンドリング】
ややきついコーナリングでもほとんどロールを感じることなく、ステアリングを切っただけ曲がってくれます。まさにオンザレール感覚です。
ステアリングフィールはダイレクトで、ステアリングに伝わる振動は路面の情報をよく伝えてくれますが、決して不快な振動ではなく、マイルドな印象です。
【乗り心地】
乗り心地は硬めですが、ゴツゴツした突き上げはなく、しっかり腰の座った路面に張り付くような乗り味です。
走行中の騒音も、高級車のような静かさは期待できませんが、エンジンルームや外部からのノイズもよく抑えられており、室内に入ってくる音もマイルドに抑えられています。
【安全性能】
アイサイトは現行バージョンになってかなり進化していると感じました。追従走行時の加減速がスムーズになり、以前のようにギクシャクすることが少なくなりました。
ステアリングアシストは、一般道では自分の思うコース取りが難しく、あまり使い物になりませんでした。高速道路専用の機能と思った方がよさそうです。
そのほかいろいろなカメラやセンサーが装備されていて、特にバックコーナーセンサーは、自宅前から交差する見通しの悪い道路にバックで出る際に、クルマや人の接近を警告してくれるのでとても便利です。前方視界の良さに比べてリアクオーター周りの視界がやや狭いのでなおさら助かります。
【エクステリア/インテリア】
外観はちょっと寸詰まりの感じもありますが、最低地上高の高さやオーバーフェンダーやボンネットの厚みなどから、SUVらしい迫力があり、インプレッサとうまく差別化されていると思います。
色はクォーツブルー・パールを選びました。インテリジェントとアグレッシブを併せ持つこのクルマのキャラクターに一番マッチしていると思います。パールが入っているので、のっぺりした青ではなく、深みがあるところが気に入っています。
インテリアでは、シートがやや気になりました。悪いシートではないのですが、座面の硬さが足りないのか、数時間座っているとだんだんお尻が沈むような印象で、やや腰に負担を感じます。これまでスバル車を数台乗り継いで、腰が痛くなった経験は一度もありませんでしたが、素材や形状が少し変わったのでしょうか。もしかしてトヨタの影響?
せめてランバーサポートをつけてくれればよかったと思います。
ラゲッジスペースはSUVとしては小さめですが、本格的なアウトドア以外なら十分だと思います。
【総評】
まだ乗り始めたばかりなので、これからエンジンや各部のアタリがとれた時にどのように変わるか、また、メインバッテリーの劣化で走行性能や燃費がどのように変化するか、注視していきたいと思います。2つの12Vバッテリーの寿命も気になるところです。
スバル初のEV計画のうわさも聞こえてくる中、本格エコカーまでのつなぎとして楽しんで乗っていきたいと思います。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- スポーティ
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年2月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 288万円
- 本体値引き額
- 20万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった11人
「スバル XV 2017年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年11月11日 19:20 | ||
| 2025年6月7日 08:26 | ||
| 2024年8月12日 11:22 | ||
| 2024年4月23日 02:50 | ||
| 2024年1月30日 01:36 | ||
| 2023年12月22日 15:49 | ||
| 2023年5月2日 21:00 | ||
| 2023年3月2日 22:54 | ||
| 2023年2月5日 15:11 | ||
| 2022年12月17日 17:39 |
スバルXVの中古車 (全3モデル/1,569物件)
-
- 支払総額
- 153.2万円
- 車両価格
- 135.0万円
- 諸費用
- 18.2万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 8.8万km
-
- 支払総額
- 225.0万円
- 車両価格
- 214.9万円
- 諸費用
- 10.1万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 1.5万km
-
- 支払総額
- 210.0万円
- 車両価格
- 201.3万円
- 諸費用
- 8.7万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 0.5万km
-
- 支払総額
- 152.2万円
- 車両価格
- 140.8万円
- 諸費用
- 11.4万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 5.5万km
-
XV 2.0i−L アイサイト アイサイト ナビ バックモニター フルセグ スマートキー プッシュスタート ETC トラクションコントロール オートエアコン 純正17インチアルミホイール
- 支払総額
- 応談
- 車両価格
- 応談
- 諸費用
- −万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 10.1万km
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