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ダイハツ トールレビュー・評価
トールの新車
新車価格: 174〜211 万円 2016年11月9日発売
中古車価格: 55〜230 万円 (427物件) トールの中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは最新モデルの情報です
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| モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| トール 2016年モデル |
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18人 |
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| モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
トール 2016年モデルの評価
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
3.46 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
2.82 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
2.66 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
2.55 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
2.88 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.08 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
2.80 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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| レビュー表示 |
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|---|
自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル
2025年6月22日 20:08 [1970236-2]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 1 |
| エンジン性能 | 1 |
| 走行性能 | 1 |
| 乗り心地 | 1 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 1 |
レンタカーで3日間乗り回して感想。
山道を走行するため軽自動車では不安なので、一般車Sクラスを指定したら、この車にあたりました。
3日間朝から晩まで乗り回しての感想は、自宅で乗ってる軽自動車とほぼ変わりなく、一般車であるメリットが全くありません。
山道走行では明らかにパワー不足、安定性なし、走行中のエンジン音も軽なみに社内に響き渡る、振動もひどい(特に後部座席は乗り心地悪い)、そのくせ変な所で衝突回避システムが働き、ビックリする(走行中、左路上に停まっていた路上駐車車両が動きだし、前に入り込んできたのですが、そんな急でもないのに、いきなり急ブレーキをかけられ、逆にビックリし、そちらのほうが事故につながる危険を感じました)。
見た目も最初見た時は「軽ですか?」とレンタカー係員に聞いたぐらい、軽にしか見えず。
後部座席は前部シートよりも振動や音がひどいだけでなく、ドリンクホルダーも背中側の方にあり、非常に使いにくい。小物入れもろくに無い。
かなり使い勝手の悪い車だと感じました。
他の方も言うように、せいぜい一人〜二人乗りで街中利用限定といった感じです。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル > X 4WD
よく投稿するカテゴリ
2025年5月22日 23:13 [1962682-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
2022年2月、マイナーチェンジ後のグレードX4WDを新車で購入。
購入費用は純正ナビ(1番安いスタンダードナビ)、スタッドレスとアルミのセット、ダイハツ純正後付けLEDヘッドライト(のバルブ)を付けて202万円というところ。
【エクステリア】
サイズの割に大きく見えるデザイン。
特にフロントはタンクカスタムのようなデザインになって、マイナー前よりなかなか立派に見れる。
ただしサイドのサーペルラインはクドいなあと感じる。
【インテリア】
ハードプラのインパネはステッチ模様も入って高級感を出そうとしてるけど、あまりうまくいってるとは思えない。
センターのサブパネルはXグレードだとアンバー単色で安っぽい。けど必要十分。
シートについては、マイナー前より座面が大きくなった。前後480mmで普通のサイズになったので、とても具合がいい。背面も肩まであるので、支えてくれる。(身長168cm)
Xグレードはチルトはあるけど、シートのハイト調整は無し。それでもドラポジはきちんと出ました。私の場合、シートバックは立て気味としているせいか、膝がどこかに当たることはありません。
リアは充分な広さがあり、シートサイズも充分。ただいつも思うのは、折りたたんで荷室を拡大させる際、低くフラットに出来るのはいいんだけど、畳むのに手間がかかること。
【エンジン性能】
高速乗らなきゃ必要十分。マイナー後はピックアップも良く、100キロ以下で走る分には特に不満はなし。音も3気筒とは思えないほど静か。
ただし高速に乗ると、100キロ以上で走るにはパワーが足りないようになる。
高速に乗る機会が多い人はターボがマスト。でも四駆にはターボ付きません。
【走行性能】
これも街なかなら特に問題なし。普通に走る分にはグラついたり、ロールが深くなることもない。
ただやはり高速に乗って100キロ以上のスピードとなると、途端にステアリングインフォが頼りなくなり、直進性も普通以下。
山道も飛ばすと同様。タイヤ径が小さく、重心も高いので、気持ち良く走ると姿勢変化が大きくなります。
【乗り心地】
ある程度まではとてもいい。特にフロントとリヤの乗り心地に差がないのは美点。
ただしある程度以上の入力や負荷が掛かると、一気にガツンとなるのは、やはりそういう設定なんだと思う。
【燃費】
あまり良くない。街なかをウロウロしてるとリッター11から12キロ。高速て流しても精々15キロ程度。
燃費気にするならソリオの(マイルド)ハイブリッド買ったほうがいいです。
【価格】
他のモデルが軒並み高価格となっているので、相対的に安いと思う。
特にXグレードは、リモコンキー、自動ブレーキ、助手席側だけ自動スライドドアということを考えても安いと思う。
ただし、ピラーがブラック塗装されてないので、ドアバイザー付けないと安っぽく見えること、エアコンがマニュアルであること、パーキングブレーキが足踏み式であること、スピーカーが2個しか付いてなくて、音も良くないことをどう考えるかで、Gを選ぶか、Xで充分と捉えるかは難しいところ。
【総評】
長距離移動をよくする人、燃費も気にする人はスズキソリオを買ったほうがいいと思う。
反対にメインの使い方が街なかとか、郊外のバイパスくらいであるのなら、トール又はルーミーを買っても大きな不満は出ないと思います。
他モデルが軒並みサイズアップしてるなか、コンパクトな登録車であるこのモデルはとても使いやすいです。
参考になった2人
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自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル > G SA II
2024年7月20日 06:43 [1260118-3]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 1 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 2 |
2024.7追記
近所にもこのクルマが数台駐車していますが、その中で若いファミリーのファーストカーとしてこのクルマが家の前に置かれていて、高速での使用などはベースが軽のプラットフォームなので心配だなと気になっていましたが、シエンタに最近替わったので少し安心しました。
トールの場合、見た目のボリューム感はなかなかですが、中身がミラジーノからの軽用プラットフォームですので街乗りで使うクルマなので、個人的にはファーストカーとして高速まで使うならシエンタをおススメします。あくまでも個人的意見ですが、シエンタはファミリーのファーストカーとしてはミニマムサイズなので。
中身は一昔以上前の軽ベースなのに見た目のボリューム感はかなり軽ハイとワゴンと比べても感覚的な差がありますので、見た目に惑わされないように注意した方がいいです。
【エクステリア】
リヤビューは好みかもしれませんが、個人的には微妙な感じです。
【インテリア】
ホンモノの軽自動車に比べたら、幅方向に余裕があり、安定感があります。
【エンジン性能】
ターボ無しの1Lの普通のガソリンエンジンは明らかにローパワーで既に大人2名乗車でも明らかにパワー不足を感じます。もともと山道などを走ることは想定外のようです。
【走行性能】
なんとか普通には走れますが、少しペースを上げると、足廻りは弱めです。
【乗り心地】
マンホールの蓋などを踏んでも、結構バタバタとしてイマイチな感じです。
【燃費】
【価格】
この内容で総額250万前後とは高すぎる価格です。
【総評】
一見軽自動車に比べて幅方向に広く安定感のある外観は良いのですが、エンジンパワーが余りに足りず、加速感などは軽自動車のワゴンと差を感じないのが一番良くない点ですね。
4人乗ったときのトランクスペースがこれまた軽自動車のようにちいさいこと。
このクルマのベースはパッソで、パッソはその車の基本となるプラットフォームを二代目ミラジーノ&ムーブラテで初採用された2016年の発売時ですら10年以上前の軽自動車向けプラットフォームの流用です。見た目はボリューム感がありますが、中身は旧型の軽自動車そのものが膨らんだだけです。
現行タントから採用された新しい軽用DNGAプラットフォームは大幅に性能が向上しており、それを流用したロッキーは明らかに剛性が上がり走行性能が向上しました。
モデルチェンジでDNGAがトールにも適用される日が来たら、もう少しだけ長いトールを作り、もう少しエンジンも大きくしたなら、真にユーザーフレンドリーな良いクルマに進化するでしょう。
それまでは、こんな膨らんだ軽自動車のようなクルマよりもシエンタがおススメだと感じますね。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった32人(再レビュー後:5人)
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自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル > G
2022年10月9日 13:15 [1631016-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 1 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 無評価 |
レンタカーとして一ヶ月乗っての感想ですが正直これ買うぐらいなら軽トールワゴンで十分です、最低グレードなので当然オートクルーズ無しインテリアはすごいチープなのはまぁしょうがないとして、加速性能は軽と普通車の中間くらいしかなくシートポジションも高さの調整できなし質が悪いのか長時間乗ると腰と尻が痛くなる有様、地味にワイパーのスピード調整もできないのもマイナス、スピーカーの音質も微妙、個人的には買う理由がありません
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった14人
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自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル > X SA II
2019年4月17日 18:05 [1217320-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 2 |
車検の代車にてダイハツトールを用意して頂きました。この車は、トヨタやスバルにもOEMされており、いわば4兄弟だそうです(トヨタは2車種)。乗った感想を率直に言うと不満な点が多々あり、満足度は低いと感じました。内装は定番のプラスチック多様で、乗り心地も余り良くない。走りは普通ですが坂道は多分アクセルを深く踏まないといけないのかな?。2人乗車なら問題なさそうです。ターボエンジンの仕様もあるとの事なので、そちらがお勧めな気がしました。最大のライバル車であるスズキソリオのほうが私的には好みです。全体的にまとまり感があり使い勝手は上です。かつてホンダストリームを意識して発売されたトヨタウィッシュはかなり売れていましたが、スズキソリオを意識して作ったこの車は、そこそこ売れているようですが勝てません。次世代のトールに期待したいです。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった25人
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自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル > G SA II 4WD
2019年3月27日 21:27 [1211718-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 1 |
| 走行性能 | 1 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 1 |
| 価格 | 2 |
【エクステリア】
見た目はシンプルで良いと思います。シンプルすぎるのが嫌な人はカスタムを選ばれると良いのかなと思います。
【インテリア】
ダイハツ開発の普通車なので仕方ないですが、軽自動車のそれと殆ど変わらないです。内装の質感、メーターのデザインなど、正直お粗末に感じます。
とはいえ、このクラスの車に質感は求めないと思うのでこれはこれで良いのかなと思います。
【エンジン性能】
これに関してはハッキリ申し上げて酷すぎます。
1KR-FE自体は元々パッソやヴィッツなどに搭載されているエンジンですが、車重1tを切るそれらの車種でも散々非力だ、遅いと文句を言われ続けていたので、車重が1.13tもあるトールで不満が出ないわけがありません。案の定非力です。
【走行性能】
先述のとにかく非力なエンジンがすべてを台無しにしています。また、エンジンの非力さをCVTで無理矢理解決しようとしたからか高速巡航時の回転数もヴィッツなどと比べても高くなっています。
【乗り心地】
運転しないで後部座席で足組んで乗ってる分には快適なんじゃないですかね...?
【燃費】
詳しくは確認していませんが
もう10年以上前の規格のエンジンで、非力さ故にエンジン回しての燃費なんて良いとは思えません。
【価格】
ヴィッツと同じくらいか少し高いぐらいだったと思います。
この出来でその値段は正直...という感想です。
【総評】
ソリオに対抗しようとして大急ぎで作ったのがハッキリわかるまだ発展途上すぎると思います。
タントを太らせて1KR載せて無理矢理普通車にしたような車です。
近場の買い物や送迎がメインで、ほとんど坂道や高速を走らない、長距離も乗らない人であればそれなりに快適に乗れると思いますが、その使い方であればタントなどの軽ミニバンの方が良いでしょう。
この車でも気に入って快適に乗られている方は当然いらっしゃると思いますが、私はどうしても好きになれません...。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2017年3月23日 02:41 [1012694-2]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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ソリオが独占していたコンパクトクラスのハイトワゴンの市場に遅まきながら参入したのがダイハツ・トールだ。このモデルはトヨタのタンク/ルーミー、スバル・ジャスティと合わせて4姉妹車の構成となる。
トールには、江東区青海のメガウェブをベースにダイハツとトヨタが合同で開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。トール/タンク/ルーミーは、それぞれ2種類の外観デザインを持つほか、搭載エンジンも自然吸気仕様とターボ仕様の2種類が設定されているが、3車種合わせていろいろな仕様に試乗した。
ソリオは、5ナンバー枠を使い切らない抑制された全幅のコンパクトカーであると同時に、ハイトワゴンとして高めの全高を持つクルマである。このパッケージングはソリオ独特のものであったが、トールのボディサイズはソリオとほぼ同じであり、ソリオの後追いモデルであるのは間違いない。ダイハツでは、必ずしもソリオを意識して開発したわけではないとしているが、完全に意識している。
ボディサイズの数値差が大きいのは全幅で、ソリオが1625mmにとどまるのに対し、トールは1670mmと45mmも広い。これは、今後側面衝突への要件が厳しくなっていくことを考えたら、当然の対応といえる。それ以外の全長、全高、ホイールベースなどは誤差の範囲内いえるくらいの差しかない。
外観デザインはトールだけでなく、タンク/ルーミーやジャスティも含めてそれぞれ標準系とカスタム系の2種類が設定されている。ただ4車種×2種類の8つの顔を持つわけではなく、大きく分けて4種類の顔のうちふたつずつを4車種が使う形である。
標準系とカスタム系と書いたが、軽自動車ではあっさりした標準に対して迫力満点のカスタム系という関係が作られているのに対し、トールではどちらも大きなグリルを持ち、小さく見えないようなデザインとしている。
インテリアは標準系にはオレンジのアクセント色が配色され、カスタム系にはブルーがアクセントとされるなど、やはり微妙に異なる2種類のデザインが採用されている。全体としてはコンパクトカーらしいシンプルなデザインだ。
室内空間は十分な広さがある。横方向はともかく後席に座っても前後方向はたっぷりした広さだ。軽自動車などで培ったパッケージング技術が生かされている。また後席への乗降を助けるアシストグリップが大人用と子供用という感じで用意されるなど、細かな配慮も特徴だ。
搭載エンジンは直列3気筒1.0Lで、自然吸気仕様とターボ仕様がある。自然吸気仕様エンジンの動力性能は51kW/92N・mで、軽自動車のターボ仕様エンジン程度の実力である。
1.0Lの自然吸気エンジンとしては平均レベルのものだが、トールは全高が高いハイトワゴンであるため車両重量が重くて1070kg〜1080kgもある。このため特に良く走るという印象ではない。必要な程度の動力性能と考えたら良いだろう。自然吸気エンジンを搭載した軽自動車を考えたら、排気量が大きくなる分だけトルクに余裕があるが、それはあくまでも軽自動車との比較においてという感じである。
自然吸気仕様のトールを走らせようとすると、エンジンに力がないのでアクセルを踏み込みがちになり、エンジン音が高まってうるさくなる。タウンユース中心の走りなら、それほどアクセルを踏まなくても良いが、高速道路の合流車線など、ちょっと加速が欲しいようなシーンではけっこううるさい。当然ながらこうした走り方だと燃費も悪くなる。
JC08モード燃費は一応、2020年燃費基準を達成しているものの、最も燃費の良いモデルで24.6km/Lにとどまっている。ソリオは1.2Lの排気量でこれを上回る数値を得ているだけでなく、マイルドハイブリッドやハイブリッドなど、さらに燃費の良いモデルを設定している。
トールは周回遅れになって登場してきたソリオの後追いモデルでありながら、燃費でも負けているのでは話にならない。もうひと頑張りもふた頑張りも必要である。
足回りは柔らかめの味付けで、シャシー性能には物足りなさを感じた。乗り心地を重視したために柔らかめの足回りとしているのだが、カーブを曲がるときなどは大きくロールして不安感を与える。アイポイントが高めな分だけロール感も大きくでるためだ。
街乗り中心で乗るユーザー向けのセッティングとは言うものの、軽自動車では採用した後輪のスタビライザーを登録車(自然吸気エンジン搭載車)でやめてしまうのは納得しがたい。スズキの軽自動車に対しては、ダイハツが前後スタビライザーを採用しているのだからスズキも採用せよとさんざん迫ったのに、これではスズキに対して迫った私の立場がなくなるというものだ。
なお、ターボ仕様エンジンの走りについてはタンクの項で紹介するので、そちらを参照して欲しい。ルーミーの項では、安全装備などまた別のことを書いているのでこちらも参照して欲しい。
トールはともかく、タンクとルーミーはそれぞれトヨタの2チャンネルで販売するので、ジャスティも含めた4姉妹車としてはソリオを圧倒する売れ行きになるだろう。でもクルマとしての魅力はソリオに及ばない。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった110人(再レビュー後:101人)
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自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル > G ターボ SA II
2017年1月14日 20:42 [995015-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
トールワゴンタイプです。
大きく分けてスタンダートとカスタムに分かれています。
個人的には洗車が楽そうなスタンダードが好みです。
(メッキパーツはシミがきになりますからね…)
【インテリア】
プラスチックですが、パッと見るとプラスチックに見えない内装でした。
スマホを入れる場所があったり運転席と助手席の間が空いているのでウォークスルーやバッグ等の荷物を置けたりするのはいいと思いました。
【エンジン性能】
ターボとNAのどちらも試乗させてもらいましたが、ターボの方がパワー感がありました。
でもNAがパワー不足ということはなかったです。
同じスピードだとターボの方が回転数が低いので静かですが、比較しなければ分からないと思います。
排気量の大きい車から乗り換えや長距離を乗る場合はターボの方がいいと思いますが、街乗りのみや軽自動車からの乗り換えならNAでも十分だと思います。
【走行性能】
トールワゴンタイプですが、意外にしっかりしていてムダなロールもなく気を使わずに走れました。
【乗り心地】
乗り心地はフワフワした感じだと思っていましたが、走行性能に意外にしっかりしたと書いたように硬めでした。
でも乗り心地が悪いとは思いませんでした。
【燃費】
ハイブリッドではない1Lのターボエンジンですが、カタログ値で21.8Km/Lという数値で頑張っていると思います。
実際でも20Km/L近くは走ってくれたので燃費に対して私的に不満はないです。
【価格】
多目的に使える車で200万円位ならコストパフォーマンスは悪くないと思います。
維持費を考えてない車両だけなら軽自動車のターボモデルよりも安くなるグレードもあります。
【総評】
3列を必要としないが、そこそこの車内空間が欲しい。
軽自動車では心配だが、大きな車は乗りたくはないという方などにはいい車だと思います。
また、走りも意外にしっかりしているので2L位の車から乗り換えでも大きな不満はないと個新的には思いました。
個人的には外観が非カスタム、メーターの色合いはカスタムがいいのですがどちらかを選ばないといけないのが残念なところでした。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル
2016年12月4日 16:37 [979845-3]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 2 |
おねいさん「ねえモ愚タン、刮目して待て!とか、散々フカしていたあくとうさんのレビューってどれのことなの?」
モ愚タン「ああ! 余計なことを!!(苦笑)」
モ「まあ、口コミで見ぐるし・・・いや活発に意見交換していることだし、ここは高みのけんぶ・・・いや、後は若い二人にまかせて・・・」
お「ちゃんとしろ!(怒)」
”クルクルバビンチョ パペッピポ ヒヤヒヤドキッチョの モー愚タン!”
お「ねえ、モ愚タン、ここはどこなの?」
モ「2016年のダイハツのお店だよ。」
お「わあ、あれがトール? 二つも違うデザインを用意してんだ。」
モ「シエンタが予期せず受けちゃったんで、トヨタもデザインを決めかねて、2つ用意しときゃどっちか当たるだろってことだろうね。」
お「カスタムってのはとても立派そうねえ。」
モ「そうだね。異常な残価設定のローンを用意してやってんのに手も足も出ない、ヴェルファイアが欲しいけどタント カスタム止まりのマイルドヤンキー崩れも納得のデザインだね。」
お「運転席もいつものような運転感覚で違和感がないのね。」
モ「とにかく、パッソの金型使いまわして安くつくれだから、センターコンソールなんてありえないよね。マルチインフォメーションモニターのところが、文字どおり”取ってつけた”んがステキだよね。」
お「ナビも大きいねー」
モ「デカいナビがついて、見栄えがいいクルマが欲しいってのが、お客様の要望だよ。それに”トヨタブランド”つけときゃ、あとは勝手に売れるからチョロいよね。」
お「さっきから”トヨタ”連呼だけど、これ、ダイハツだけどね。」
モ「トヨタ様のご命令で、忠実なげぼ・・・家臣のダイハツが言われたように作ったもんだからなあ。」
お「トヨタのほうが販売予定数が多いの?」
モ「だからダイハツの販売現場は、初戦でジョコビッチに当たった錦織陣営みたいな雰囲気が漂っていて素敵な空気感だよ。」
お「空気感?」
モ「悲壮感よりはマイルドハイブリッドな表現でしょ?」
お「・・・」
モ「オプション10万円サービスとか、発売時点で投売り上等みたいなディーラーも出てくるくらいだからなあ・・・」
”バビンチョ!”
お「それで、運転してみてはどうなの?」
モ「ねえ、おねいさん、タント運転したことある?」
お「え? あるけど。」
モ「で、どう思った?」
お「まあ、満足ってほどじゃないけど、こんなもんかな、軽自動車だし・・・って感じかな。」
モ「そんな感じ。」
お「どゆことよ!」
モ「まあ、ちょっとデカいタントみたいなんと思っときゃガッカリもしないよね。」
お「坂道で街中で、力強い加速ってカタログに書いてるけど。」
モ「想うだけが女の幸せ・・・」
お「もういいです。」
モ「マジレスすれば、”加速感”は一応あるよ。多分に錯覚によるところが大だけどね。」
お「でも、これで充分すごいって人もちらほら・・・」
モ「マクドナルドうまいって人はロッテリアが死ぬほど不味いってあんまり言わないでしょ?」
”バビンチョ!”
お「結局、トールはどうなの?」
モ「非常に困った奴だよね。ダイハツががヤル気なく作る理由はよーーーーーーーくわかるからなあ。」
お「ど、どゆこと?」
モ「これ、トヨタがソリオはともかくとして、本心としてはタントやN-BOXのユーザーをブン捕ろうとして、作らせたクルマだろうから。」
お「ソリオ対抗じゃないの?」
モ「ソリオって月に3000台くらいの販売数だけど、トール兄弟で9000台は売るってトヨタは豪語してんだよ。」
お「はあ。」
モ「トヨタで7500台、ダイハツで1000台が目標ってことだけど、ソリオの市場を取ったくらいじゃ全然足りないよね。」
お「でも、ラクティスのユーザーとかが・・・」
モ「ラクティスのユーザーは通常仕様のシエンタ買ってください、だよ。値段もそう変わらないしね。狙うのは街に溢れてる軽スーパーハイトワゴン。値段も狙い撃ちの設定だしね。」
モ「とにかく、クルマの至るところから、”こんなもんでいいか”みたいなゆるーい感じが漂ってきて戦慄するね。軽自動車つくっている半分の力で開発したんじゃねーかってくらい。」
お「たとえば?」
モ「ダイハツは同じようなギミックでも、ちょっとづつ”カイゼン”して良く見せようというとこに執念があるんだけど、今回はこんなん作れ、と言われたクルマのまんま作ってるでしょ? これはダイハツらしくないよねえ。」
モ「まあ、自分たちの育てた軽スーパーハイトワゴンのジャンルを食い荒らされかねない商品を自分らで作るんだから、手を抜・・・力が入りにくいのも仕方ないよねえ。」
お「じ、邪推では?」
モ「ヤル気満々なら、スマアシ3付いてるよ。」
お「じゃあ、これはどんな人におすすめなの?」
モ「クルマにこだわりのない人!」
お「・・・。」
モ「見栄え良くて、でっかいナビつくクルマがいいクルマの人。」
お「・・・まあ、普通の人?」
モ「前のパッソも後輪の接地感が少なくて濡れた日の試乗とかは怖かったけど、こだわりのない人は”なにゆーとんやねん、どこが?”という反応だったでしょ? わかんないんだから、こんなんでもいいの。」
お「まあ、みんな峠とか攻めないから。」
モ「そんな非日常な話じゃないけどね。パッソ、雨上がりの道を普通に試乗してて、マンホール踏んで後輪ズルッたんだけど・・・。何、今の? って無茶苦茶怖かった。」
モ「限界がどうのとかいうクルマじゃないんだけど、クルマが全く不感症だからドライバーがムチャしても、クルマがシカトしてて、スピンしたときが限界だったね、とあとでわかる素敵仕様だよね。」
モ「とにかく、ソリオみたいなんは欲しかったけど、スズキみたいな安物メーカーに乗れるか!って自意識過剰な人とかは結構いたようだから安心のトヨタ看板をどうぞ。」
お「ソリオをホント、よく研究してるわね。」
モ「後席の乗り心地まで研究しておんなじようにエグくつくってるのも律儀だよねえ・・・」
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ダイハツ > トール 2016年モデル > G SA II
2016年11月24日 23:47 [979857-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
酷評が多い?なか、不安の走りは・・・必要十分だと感じました。音は少しレトロ感ありますが趣があります。外観はヌルッとしてて好きです。室内はデコボコしてなくてシンプルで好きです。
やはりスライドドアは使いやすくていいですね。
乗り心地?はよくわかりませんが気になりませんでした。トランクのシートは汚れを気にせず乗せられそうでなるほどなと思いました。
運転席からの見張らしもよいです。横風には弱そう。でもそれはこのクラスでは仕方ないとおもいます、他の車でもそうでしょうね。とにかくデザインが気に入ってます。
- レビュー対象車
- 試乗
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トールの中古車 (427物件)
-
トール G SAII レーダーブレーキ スマートアシスト アイドリングストップ クルーズコントロール 左右パワースライドドア スマートキー プッシュスタート 純正アルミホイール
- 支払総額
- 90.0万円
- 車両価格
- 79.8万円
- 諸費用
- 10.2万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 8.9万km
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- 支払総額
- 200.1万円
- 車両価格
- 189.9万円
- 諸費用
- 10.2万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 3.1万km
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トール シートリフト G UGP R4年式 シートリフト 福祉車両 パワースライドドア 106km
- 支払総額
- 163.3万円
- 車両価格
- 153.0万円
- 諸費用
- 10.3万円
- ※車両価格は非課税
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 106km
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11〜192万円
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40〜221万円
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11〜286万円
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22〜179万円
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26〜340万円
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39〜203万円
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29〜301万円
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