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日産 ノート e-POWER 2016年モデルレビュー・評価
ノート e-POWER 2016年モデル
612
ノート e-POWERの新車
新車価格: 177〜308 万円 2016年11月2日発売〜2020年11月販売終了
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| S | 2018年7月5日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S | 2017年9月1日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| S | 2016年11月2日 | ニューモデル | 6人 | |
| X | 2019年10月28日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
| X | 2018年7月5日 | マイナーチェンジ | 6人 | |
| X | 2017年9月1日 | マイナーチェンジ | 10人 | |
| X | 2016年11月2日 | ニューモデル | 47人 | |
| X FOUR | 2019年10月28日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| X FOUR シーギア リミテッド | 2018年12月10日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| X FOUR ブラックアロー | 2019年10月28日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| X V セレクション | 2019年10月28日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| X ブラックアロー | 2018年7月5日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| X ブラックアロー | 2017年9月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| X モード・プレミア | 2016年12月12日 | ニューモデル | 8人 | |
| シーギア | 2017年10月30日 | 特別仕様車 | 1人 | |
| MEDALIST | 2018年7月5日 | マイナーチェンジ | 6人 | |
| MEDALIST | 2017年9月1日 | マイナーチェンジ | 10人 | |
| MEDALIST | 2016年11月2日 | ニューモデル | 35人 | |
| MEDALIST FOUR | 2019年10月28日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| MEDALIST X FOUR | 2018年7月5日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| MEDALIST ブラックアロー | 2017年9月1日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| NISMO | 2017年10月17日 | マイナーチェンジ | 9人 | |
| NISMO | 2016年12月12日 | マイナーチェンジ | 17人 | |
| NISMO S | 2018年9月25日 | マイナーチェンジ | 9人 |
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
3.85 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.17 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.32 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.26 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.78 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.14 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.66 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > 日産 > ノート e-POWER 2016年モデル > MEDALIST
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年12月14日 15:25 [985391-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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ノートにeパワーと呼ぶ新しいパワートレーンが搭載された。これはエンジンで発電し、モーターで走るクルマである。このような方式はシリーズハイブリッドと呼ばれるもので、エンジンの力を走行にも使うのはパラレルハイブリッドと呼ばれる。
日産はハイブリッドという言い方をすると既存の多数のハイブリッド車に対して後追いのイメージになることを嫌ってか、シリーズハイブリッドとは呼ばずに電気自動車であることを強調している。
ノートeパワーには、日産が横浜のグローバル本社をベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードはeパワーメダリストだ。
搭載されるエンジンは標準のノートに搭載されるのと同じHE12DE型。ただし、発電用のエンジンとして効率を追求し、最高出力はより低い回転数で発生し、最大トルクも幅広い回転数で発生する設定になっている。なるべくおいしいところを使ってエンジンをコンスタントに回すような設定である。
このエンジンを使って発生した電気は、リチウムイオン電池に送られ、リチウムイオン電池からリーフ用と同じEM57型モーターに送られてタイヤを駆動する。モーターは80kW/254N・mの実力である。
モーターによる走りはとても良い。エンジンによる走りとは違う静かで滑らかかつ力強い走りが可能だからだ。モーターの特性でアクセルを踏み込むと同時に瞬時にトルクが立ち上がるから、発進加速はとても力強い。しかもそれが切れ目なく続いて加速が伸びていく。
リチウムイオン電池に残量がある状態なら、発進時にはモーターだけで走り出し、すぐ後からエンジンが追いかけてくる感じになる。普通のハイブリッド車と似た感覚だが、ハイブリッド車よりもエンジンが回っている時間が長いというか、全体としてはほとんど常時エンジンが回っているクルマである。
市街地では電池の残量に応じてエンジンが止まったり回ったりしながら走り、けっこう良い燃費を叩き出す。電池が残っている状態なら、市街地で一定の距離を販売した後も40km/Lを超える累計燃費を表示していた。
それに比べると高速走行はやや苦手で、時速80km〜100kmの巡航では18.0km/Lから20.0km/Lの間で瞬間燃費の表示が変化していて、20.0km/Lを超える数字はなかなか出なかった。市街地でのタウンユースを中心に使う人向きのクルマと考えたら良いだろう。
エンジンが回っているときも案外静かだ。騒音対策が追加されたほか、エンジンを比較的低い回転数で使っているので、騒音レベルも低めに抑えられるからだ。
ノートeパワーではワンペダルドライブが大きな特徴になる。eパワーの走行モードは3種類が用意されていて、ECOとSのモードを選んで走ると、アクセルから足を離したときに強い減速力が得られる。通常のガソリン車で生じるエンジンブレーキの3倍くらいの減速感があるのだ。
これによってブレーキを踏まなくてもクルマが減速し、停止するところまで減速していく。停止すると電気式のパーキングブレーキが働き、ブレーキペダルを踏まずにそのままの状態で停止して信号待ちができる。
逆に減速時にブレーキを踏んでクルマを停車させると、普通の状態では停止状態が保持されない。ブレーキを踏む足を緩めると、クリープが発生してクルマが動き出す。だから道路交通状況にもよるが、状況が許すならブレーキペダルを踏まずに停止させたほうが良い。そのままで停止して信号待ちをしたほうが、足を疲れさせることのない楽な運転ができるからだ。
ワンペダルドライブには多少の慣れが必要だ。普通にアクセルを緩めると、最初のうちは想定よりもずっと手前で止まってしまう。なのでアクセルを踏み増して少し前進するような形になりがちだ。でも少し乗っているうちに慣れてきて、ブレーキをあまり使わないドライブが可能になる。
今回のeパワーの追加にあたって、足回りに関して大きな変更が加えられておらず、発売当初のものとほとんど変わらない。路面の凹凸が多いシーンや急な操舵を入れたときなど、足回りがバタついた感じになるのはいただけない。本当なら、このあたりも大きくチューニングして欲しいところだった。
価格はかなり高めだ。エンジンのほかに、モーターや容量を抑えたとはいえリチウムイオン電池を搭載することが影響し、スーパーチャージャー仕様に比べて20数万円高い価格が設定されている。ガソリン車に比べると60万円以上も高いのだ。この価格差は燃費で取り戻せるものではないから、単純に経済性で選ぶのは難しい。電気自動車らしい走りと、新感覚のワンペダルドライブを評価して買うクルマである。
もうひとつの問題はeパワーSという売る気も作る気もない燃費スペシャルグレードが設定されていることだ。マニュアルエアコンすら装備されず、オプションでの装着も不可、後席にパワーウインドーはなく、燃料タンクの容量も減らしている。
このような仕様にすることで、アクアの燃費を上回ったと言いたいらしいのだが、それにどんな意味があるというのか。このグレードを設定したことは、逆にeパワーの燃費の実力がアクアに届いていないことを示したに過ぎない。
燃費スペシャルのグレードはアクアもフィットもデミオも設定しているが、そのまねをすることはないだろう。というかノートeパワーの燃費スペシャルはほかの車種に比べてもインチキ度合いが高い。eパワー自体は良いクルマに仕上がっているのに、せっかく良さがスポイルされてしまう。こんなグレードは作らなければ良かったのにと思う。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった231人
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ノートe-POWERの中古車 (全2モデル/3,856物件)
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ノート X 禁煙車 純正9型ナビ エマージェンシーブレーキ 車線逸脱警報 踏み間違い防止アシスト クリアランスソナー LEDヘッド バックカメラ ETC スマートキー
- 支払総額
- 157.9万円
- 車両価格
- 148.0万円
- 諸費用
- 9.9万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 5.6万km
-
ノート X エマージェンシーブレーキ 純正9型ナビ 全周囲カメラ 禁煙車 Bluetooth フルセグ ETC2.0 スマートキー コーナーセンサー オートライト オートエアコン LEDヘッド
- 支払総額
- 189.9万円
- 車両価格
- 179.7万円
- 諸費用
- 10.2万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.0万km
-
- 支払総額
- 122.0万円
- 車両価格
- 106.9万円
- 諸費用
- 15.1万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 4.6万km
-
- 支払総額
- 129.1万円
- 車両価格
- 119.0万円
- 諸費用
- 10.1万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
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