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『モデル末期にしてなお、購入する価値がある車』 アウディ A4 オールロードクワトロ 2016年モデル Bedatさんのレビュー・評価
A4 オールロードクワトロの新車
新車価格: 634〜773 万円 2016年9月6日発売〜2025年2月販売終了
自動車(本体) > アウディ > A4 オールロードクワトロ 2016年モデル > ベースグレード
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2024年1月17日 11:25 [1803352-5]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
※誤字訂正、乗り心地の数値を「4→4.5」に修正
星の数では割り切れない部分もあるので、数字を入れますw
【エクステリア】5
恐らく次期型では失われてしまうであろう、アウディが持つ上品さを漂わせるモデル。そこにクロスオーバーの力強さが加わり、クラスレスの存在感を放っている。B9後期はフロント回りからサイドのキャラクターライン、アンダー周りのモールやガーニッシュなどを一新。特にクロームの使い方なども効果的となり、前期型から比べてビッグマイナーにとどまらない別物感がある。
次期型では不採用となったクラムシェルは重たい欠点こそあるが、デザイン的な収まりは素晴らしい。
【インテリア】3.5
華美でなく落ち着いていると言えば聞こえは良いが、やはり前世代感は否めない。ただ、すべてを液晶化したメルセデスは個人的には「やり過ぎ」で、物理操作が残されている点は好印象。このところ、一時期は劣後していたBMWの内装の質感の向上が目覚ましく、こちらには完敗の様相。決して貧相ではないが樹脂パーツもそれなりにあり、エクスクルーシブを奢ったメルセデスからの乗り換えだと物足りなく感じるのも事実。基本設計が古いため、ビッグマイナーでもその遅れを取り戻すには至らなかった。
【エンジン性能】5
マイルドハイブリッド(12V)が採用され、ツインクラッチ特有のもたつきはほぼ解消されている。現在ではアイドリングストップも不要とされるので、こちらも切っておけば停車からのリスタートは極めてなめらかでストレスがない。心臓部の45TFSIはもはや、このクラスでは贅沢すぎるパワフルな部類に入り、低域からの盛り上がりや4000〜5000rpmからの伸びなども気持ちよく、不足感は全くない。
【走行性能】4.5
フルタイムではなくなったが、クワトロの安心感は不変。不意の荒天や悪路でも対応できるオールロード仕様も相まって、安心感はクラス最高水準にある。コーナーリングに関しては、車高が高くストロークがあるオフロードサスのためロールはある。ダイレクトモードにすればかなり切れるが、3シリには遠く及ばず、明らかにA5の方が気持ちよく切れる。そもそもこの手の車がセダン系統に及ばないのは当然であり、逆にSUVに比べれば姿勢は遥かに安定している。
【乗り心地】4.5
タイヤの相性もあるかもしれないが、ロードノイズと路面状況はそれなりに拾い、「絨毯の上を走る」車ではない。しかしサス自体の収束は早いので、オフロードサスの鷹揚さもあって突き上げや過度な揺すられなどの不快感はない。走行モードを調整できるので、このあたりは自分で好みのセッティングを探す方が良いだろう。標準の245/45R18を欧州仕様の225/55R17ぐらいに落とすのも、車のキャラクター的にはありかも知れない。
【燃費】
納車したてなので、定量的なデータなし。
【価格】4
それなりにオプションを加えてまともに買えば車両価格は約800万。乗り出しでは870万となり決して安くはない。ただ、ハイパフォーマンス車を除けばA4最上位の車であり、高くなりすぎたCクラス(オールテレイン含む)と比べればまだマシとは感じる。特にモデル末期で大幅値引きが狙えるため、割安感もある。
【総評】5
モデル末期でもあり、いま手を出すべきか検討を重ねた。走りと内装は3シリだが、エクステリアと乗り心地は家族に不評。慣れ親しんだメルセデスはCLA、C、Cオールテレインを試したが、主力のディーゼルは進化したとはいえノイズと振動が許容範囲には至らず、サスは全般的に硬め。極めつけはブレーキフィーリングがピーキーで、ガソリン車を選んだとしても落ち着かず、親しんだ心地よさが失われていた。
対してA4オールロードは内装の設計は古いものの、走る、曲がる、止まるのすべてが高水準で違和感がなく、自由自在に、思った通りに動いてくれる心地よさがあった。前期からすればフルモデルチェンジにも匹敵するエンジンや外装の改良がなされており、クルマの基本性能が高いと素直に感じた。
次期統合A5のスパイフォトや予想CGも精度が高いものが出てきており、現行のエクステリアの上品さが失われるであろうことも判明(犬が「ガルル」と唸っているような低姿勢)。贅沢な動力性能もあって、いま所有しておかなければ後悔しそうな気もした。ロールを考慮した乗り心地も含めればA5もかなり魅力的だったが、今後の用途も踏まえて悪路走破性を取った。最後に下取り査定アップと大幅値下げも相まって、納得して再末期モデルの購入となった(※本体値引き額はイメージ値です)。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2023年12月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 672万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった21人(再レビュー後:17人)
2024年1月17日 11:18 [1803352-4]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
※誤字訂正、乗り心地の数値を「4→4.5」に修正
星の数では割り切れない部分もあるので、数字を入れますw
【エクステリア】5
恐らく次期型では失われてしまうであろう、アウディが持つ上品さを漂わせるモデル。そこにクロスオーバーの力強さが加わり、クラスレスの存在感を放っている。B9後期はフロント回りからサイドのキャラクターライン、アンダー周りのモールやガーニッシュなどを一新。特にクロームの使い方なども効果的となり、前期型から比べてビッグマイナーにとどまらない別物感がある。
次期型では廃止されるクラムシェルは重たい欠点こそあるが、デザイン的な収まりは素晴らしい。
【インテリア】3.5
華美でなく落ち着いていると言えば聞こえは良いが、やはり前世代感は否めない。ただ、すべてを液晶化したメルセデスは個人的には「やり過ぎ」で、物理操作が残されている点は好印象。このところ、一時期は劣後していたBMWの内装の質感の向上が目覚ましく、こちらには完敗の様相。決して貧相ではないが樹脂パーツもそれなりにあり、エクスクルーシブを奢ったメルセデスからの乗り換えだと物足りなく感じるのも事実。基本設計が古いため、ビッグマイナーでもその遅れを取り戻すには至らなかった。
【エンジン性能】5
マイルドハイブリッド(12V)が採用され、ツインクラッチ特有のもたつきはほぼ解消されている。現在ではアイドリングストップも不要とされるので、こちらも切っておけば停車からのリスタートは極めてなめらかでストレスがない。心臓部の45TFSIはもはや、このクラスでは贅沢すぎるパワフルな部類に入り、低域からの盛り上がりや4000〜5000rpmからの伸びなども気持ちよく、不足感は全くない。
【走行性能】4.5
フルタイムではなくなったが、クワトロの安心感は不変。不意の荒天や悪路でも対応できるオールロード仕様も相まって、安心感はクラス最高水準にある。コーナーリングに関しては、車高が高くストロークがあるオフロードサスのためロールはある。ダイレクトモードにすればかなり切れるが、3シリには遠く及ばず、明らかにA5の方が気持ちよく切れる。そもそもこの手の車がセダン系統に及ばないのは当然であり、逆にSUVに比べれば姿勢は遥かに安定している。
【乗り心地】4.5
タイヤの相性もあるかもしれないが、ロードノイズと路面状況はそれなりに拾い、「絨毯の上を走る」車ではない。しかしサス自体の収束は早いので、オフロードサスの鷹揚さもあって突き上げや過度な揺すられなどの不快感はない。走行モードを調整できるので、このあたりは自分で好みのセッティングを探す方が良いだろう。標準の245/45R18を欧州仕様の225/55R17ぐらいに落とすのも、車のキャラクター的にはありかも知れない。
【燃費】
納車したてなので、定量的なデータなし。
【価格】4
それなりにオプションを加えてまともに買えば車両価格は約800万。乗り出しでは870万となり決して安くはない。ただ、ハイパフォーマンス車を除けばA4最上位の車であり、高くなりすぎたCクラス(オールテレイン含む)と比べればまだマシとは感じる。特にモデル末期で大幅値引きが狙えるため、割安感もある。
【総評】5
モデル末期でもあり、いま手を出すべきか検討を重ねた。走りと内装は3シリだが、エクステリアと乗り心地は家族に不評。慣れ親しんだメルセデスはCLA、C、Cオールテレインを試したが、主力のディーゼルは進化したとはいえノイズと振動が許容範囲には至らず、サスは全般的に硬め。極めつけはブレーキフィーリングがピーキーで、ガソリン車を選んだとしても落ち着かず、親しんだ心地よさが失われていた。
対してA4オールロードは内装の設計は古いものの、走る、曲がる、止まるのすべてが高水準で違和感がなく、自由自在に、思った通りに動いてくれる心地よさがあった。前期からすればフルモデルチェンジにも匹敵するエンジンや外装の改良がなされており、クルマの基本性能が高いと素直に感じた。
次期統合A5のスパイフォトや予想CGも精度が高いものが出てきており、現行のエクステリアの上品さが失われるであろうことも判明(犬が「ガルル」と唸っているような低姿勢)。贅沢な動力性能もあって、いま所有しておかなければ後悔しそうな気もした。ロールを考慮した乗り心地も含めればA5もかなり魅力的だったが、今後の用途も踏まえて悪路走破性を取った。最後に下取り査定アップと大幅値下げも相まって、納得して再末期モデルの購入となった(※本体値引き額はイメージ値です)。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2023年12月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 672万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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2024年1月17日 11:17 [1803352-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
※誤字訂正、乗り心地の数値を「4→4.5」に修正
星の数では割り切れない部分もあるので、数字を入れますw
【エクステリア】5
恐らく次期型では失われてしまうであろう、アウディが持つ上品さを漂わせるモデル。そこにクロスオーバーの力強さが加わり、クラスレスの存在感を放っている。B9後期はフロント回りからサイドのキャラクターライン、アンダー周りのモールやガーニッシュなどを一新。特にクロームの使い方なども効果的となり、前期型から比べてビッグマイナーにとどまらない別物感がある。
次期型では廃止されるクラムシェルは重たい欠点こそあるが、デザイン的な収まりは素晴らしい。
【インテリア】3.5
華美でなく落ち着いていると言えば聞こえは良いが、やはり前世代感は否めない。ただ、すべてを液晶化したメルセデスは個人的には「やり過ぎ」で、物理操作が残されている点は好印象。このところ、一時期は劣後していたBMWの内装の質感の向上が目覚ましく、こちらには完敗の様相。決して貧相ではないが樹脂パーツもそれなりにあり、エクスクルーシブを奢ったメルセデスからの乗り換えだと物足りなく感じるのも事実。基本設計が古いため、ビッグマイナーでもその遅れを取り戻すには至らなかった。
【エンジン性能】5
マイルドハイブリッド(12V)が採用され、ツインクラッチ特有のもたつきはほぼ解消されている。現在ではアイドリングストップも不要とされるので、こちらも切っておけば停車からのリスタートは極めてなめらかでストレスがない。心臓部の45TFSIはもはや、このクラスでは贅沢すぎるパワフルな部類に入り、低域からの盛り上がりや4000〜5000rpmからの伸びなども気持ちよく、不足感は全くない。
【走行性能】4.5
フルタイムではなくなったが、クワトロの安心感は不変。不意の荒天や悪路でも対応できるオールロード仕様も相まって、安心感はクラス最高水準にある。コーナーリングに関しては、車高が高くストロークがあるオフロードサスのためロールはある。ダイレクトモードにすればかなり切れるが、3シリには遠く及ばず、明らかにA5の方が気持ちよく切れる。そもそもこの手の車がセダン系統に及ばないのは当然であり、逆にSUVに比べれば姿勢は遥かに安定している。
【乗り心地】4.5
タイヤの相性もあるかもしれないが、ロードノイズと路面状況はそれなりに拾い、「絨毯の上を走る」車ではない。しかしサス自体の収束は早いので、オフロードサスの鷹揚さもあって突き上げや過度な揺すられなどの不快感はない。走行モードを調整できるので、このあたりは自分で好みのセッティングを探す方が良いだろう。標準の245/45R18を欧州仕様の225/55R17ぐらいに落とすのも、車のキャラクター的にはありかも知れない。
【燃費】
納車したてなので、定量的なデータなし。
【価格】4
それなりにオプションを加えてまともに買えば車両価格は約800万。乗り出しでは870万となり決して安くはない。ただ、ハイパフォーマンス車を除けばA4最上位の車であり、高くなりすぎたCクラス(オールテレイン含む)と比べればまだマシとは感じる。特にモデル末期で大幅値引きが狙えるため、割安感もある。
【総評】5
モデル末期でもあり、いま手を出すべきか検討を重ねた。走りと内装は3シリだが、エクステリアと乗り心地は家族に不評。慣れ親しんだメルセデスはCLA、C、Cオールテレインを試したが、主力のディーゼルは進化したとはいえノイズと振動が許容範囲には至らず、サスは全般的に硬め。極めつけはブレーキフィーリングがピーキーで、ガソリン車を選んだとしても落ち着かず、親しんだ心地よさが失われていた。
対してA4オールロードは内装の設計は古いものの、走る、曲がる、止まるのすべてが高水準で違和感がなく、自由自在に、思った通りに動いてくれる心地よさがあった。前期からすればフルモデルチェンジにも匹敵するエンジンや外装の改良がなされており、クルマの基本性能が高いと素直に感じた。
次期統合A5のスパイフォトや予想CGも精度が高いものが出てきており、現行のエクステリアの上品さが失われるであろうことも判明(犬が「ガルル」と唸っているような低姿勢)。贅沢な動力性能もあって、いま所有しておかなければ後悔しそうな気もした。ロールを考慮した乗り心地も含めればA5もかなり魅力的だったが、今後の用途も踏まえて悪路走破性を取った。最後に下取り査定アップと大幅値下げも相まって、納得して再末期モデルの購入となった(※本体値引き額はイメージ値です)。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2023年12月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 672万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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2024年1月17日 11:15 [1803352-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
星の数では割り切れない部分もあるので、数字を入れますw
【エクステリア】5
恐らく次期型では失われてしまうであろう、アウディが持つ上品さを漂わせるモデル。そこにクロスオーバーの力強さが加わり、クラスレスの存在感を放っている。B9後期はフロント回りからサイドのキャラクターライン、アンダー周りのモールやガーニッシュなどを一新。特にクロームの使い方なども効果的となり、前期型から比べてビッグマイナーにとどまらない別物感がある。
次期型では廃止されるクラムシェルは重たい欠点こそあるが、デザイン的な収まりは素晴らしい。
【インテリア】3.5
華美でなく落ち着いていると言えば聞こえは良いが、やはり前世代感は否めない。ただ、すべてを液晶化したメルセデスは個人的には「やり過ぎ」で、物理操作が残されている点は好印象。このところ、一時期は劣後していたBMWの内装の質感の向上が目覚ましく、こちらには完敗の様相。決して貧相ではないが樹脂パーツもそれなりにあり、エクスクルーシブを奢ったメルセデスからの乗り換えだと物足りなく感じるのも事実。基本設計が古いため、ビッグマイナーでもその遅れを取り戻すには至らなかった。
【エンジン性能】5
マイルドハイブリッド(12V)が採用され、ツインクラッチ特有のもたつきはほぼ解消されている。現在ではアイドリングストップも不要とされるので、こちらも切っておけば停車からのリスタートは極めてなめらかでストレスがない。心臓部の45TFSIはもはや、このクラスでは贅沢すぎるパワフルな部類に入り、低域からの盛り上がりや4000〜5000rpmからの伸びなども気持ちよく、不足感は全くない。
【走行性能】4.5
フルタイムではなくなったが、クワトロの安心感は不変。不意の荒天や悪路でも対応できるオールロード仕様も相まって、安心感はクラス最高水準にある。コーナーリングに関しては、車高が高くストロークがあるオフロードサスのためロールはある。ダイレクトモードにすればかなり切れるが、3シリには遠く及ばず、明らかにA5の方が気持ちよく切れる。そもそもこの手の車がセダン系統に及ばないのは当然であり、逆にSUVに比べれば姿勢は遥かに安定している。
【乗り心地】4.5
タイヤの相性もあるかもしれないが、ロードノイズと路面状況はそれなりに拾い、「絨毯の上を走る」車ではない。しかしサス自体の収束は早いので、オフロードサスの鷹揚さもあって突き上げや過度な揺すられなどの不快感はない。走行モードを調整できるので、このあたりは自分で好みのセッティングを探す方が良いだろう。標準の245/45R18を欧州仕様の225/55R17ぐらいに落とすのも、車のキャラクター的にはありかも知れない。
【燃費】
納車したてなので、定量的なデータなし。
【価格】4
それなりにオプションを加えてまともに買えば車両価格は約800万。乗り出しでは870万となり決して安くはない。ただ、ハイパフォーマンス車を除けばA4最上位の車であり、高くなりすぎたCクラス(オールテレイン含む)と比べればまだマシとは感じる。特にモデル末期で大幅値引きが狙えるため、割安感もある。
【総評】5
モデル末期でもあり、いま手を出すべきか検討を重ねた。走りと内装は3シリだが、エクステリアと乗り心地は家族に不評。慣れ親しんだメルセデスはCLA、C、Cオールテレインを試したが、主力のディーゼルは進化したとはいえノイズと振動が許容範囲には至らず、サスは全般的に硬め。極めつけはブレーキフィーリングがピーキーで、ガソリン車を選んだとしても落ち着かず、親しんだ心地よさが失われていた。
対してA4オールロードは内装の設計は古いものの、走る、曲がる、止まるのすべてが高水準で違和感がなく、自由自在に、思った通りに動いてくれる心地よさがあった。前期からすればフルモデルチェンジにも匹敵するエンジンや外装の改良がなされており、クルマの基本性能が高いと素直に感じた。
次期統合A5のスパイフォトや予想CGも精度が高いものが出てきており、現行のエクステリアの上品さが失われるであろうことも判明(犬が「ガルル」と唸っているような低姿勢)。贅沢な動力性能もあって、いま所有しておかなければ後悔しそうな気もした。ロールを考慮した乗り心地も含めればA5もかなり魅力的だったが、今後の用途も踏まえて悪路走破性を取った。最後に下取り査定アップと大幅値下げも相まって、納得して再末期モデルの購入となった(※本体値引き額はイメージ値です)。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2023年12月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 672万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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2024年1月16日 20:14 [1803352-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
星の数では割り切れない部分もあるので、数字を入れますw
【エクステリア】5
恐らく次期型では失われてしまうであろう、アウディが持つ上品さを漂わせるモデル。そこにクロスオーバーの力強さが加わり、クラスレスの存在感を放っている。B9後期はフロント回りからサイドのキャラクターライン、アンダー周りのモールやガーニッシュなどを一新。特にクロームの使い方なども効果的となり、前期型から比べてビッグマイナーにとどまらない別物感がある。
次期型では廃止されるクラムシェルは重たい欠点こそあるが、デザイン的な収まりは素晴らしい。
【インテリア】3.5
華美でなく落ち着いていると言えば聞こえは良いが、やはり前世代感は否めない。ただ、すべてを液晶化したメルセデスは個人的には「やり過ぎ」で、物理操作が残されている点は好印象。このところ、一時期は劣後していたBMWの内装の質感の向上が目覚ましく、こちらには完敗の様相。決して貧相ではないが樹脂パーツもそれなりにあり、エクスクルーシブを奢ったメルセデスからの乗り換えだと物足りなく感じるのも事実。基本設計が古いため、ビッグマイナーでもその遅れを取り戻すには至らなかった。
【エンジン性能】5
マイルドハイブリッド(12V)が採用され、ツインクラッチ特有のもたつきはほぼ解消されている。現在ではアイドリングストップも不要とされるので、こちらも切っておけば停車からのリスタートは極めてなめらかでストレスがない。心臓部の45TFSIはもはや、このクラスでは贅沢すぎるパワフルな部類に入り、低域からの盛り上がりや4000〜5000rpmからの伸びなども気持ちよく、不足感は全くない。
【走行性能】4.5
フルタイムではなくなったが、クワトロの安心感は不変。不意の荒天や悪路でも対応できるオールロード仕様も相まって、安心感はクラス最高水準にある。コーナーリングに関しては、車高が高くストロークがあるオフロードサスのためロールはある。ダイレクトモードにすればかなり切れるが、3シリには遠く及ばず、明らかにA5の方が気持ちよく切れる。そもそもこの手の車がセダン系統に及ばないのは当然であり、逆にSUVに比べれば姿勢は遥かに安定している。
【乗り心地】4
タイヤの相性もあるかもしれないが、ロードノイズと路面状況はそれなりに拾い、「絨毯の上を走る」車ではない。しかしサス自体の収束は早いので、オフロードサスの鷹揚さもあって突き上げや過度な揺すられなどの不快感はない。走行モードを調整できるので、このあたりは自分で好みのセッティングを探す方が良いだろう。標準の245/45R18を欧州仕様の225/55R17ぐらいに落とすのも、車のキャラクター的にはありかも知れない。
【燃費】
納車したてなので、定量的なデータなし。
【価格】4
それなりにオプションを加えてまともに買えば車両価格は約800万。乗り出しでは870万となり決して安くはない。ただ、ハイパフォーマンス車を除けばA4最上位の車であり、高くなりすぎたCクラス(オールテレイン含む)と比べればまだマシとは感じる。特にモデル末期で大幅値引きが狙えるため、割安感もある。
【総評】5
モデル末期でもあり、いま手を出すかべき検討を重ねた。走りと内装は3シリだが、エクステリアと乗り心地は家族に不評。慣れ親しんだメルセデスはCLA、C、Cオールテレインを試したが、主力のディーゼルは進化したとはいえノイズと振動が許容範囲には至らず、サスは全般的に硬め。極めつけはブレーキフィーリングがピーキーで、ガソリン車を選んだとしても落ち着かず、親しんだ心地よさが失われていた。
対してA4オールロードは内装の設計は古いものの、走る、曲がる、止まるのすべてが高水準で違和感がなく、自由自在に、思った通りに動いてくれる心地よさがあった。前期からすればフルモデルチェンジにも匹敵するエンジンや外装の改良がなされており、クルマの基本性能が高いと素直に感じた。
次期統合A5のスパイフォトや予想CGも精度が高いものが出てきており、現行のエクステリアの上品さが失われるであろうことも判明(犬が「ガルル」と唸っているような低姿勢)。贅沢な動力性能もあって、いま所有しておかなければ後悔しそうな気もした。ロールを考慮した乗り心地も含めればA5もかなり魅力的だったが、今後の用途も踏まえて悪路走破性を取った。最後に下取り査定アップと大幅値下げも相まって、納得して再末期モデルの購入となった(※本体値引き額はイメージ値です)。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2023年12月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 672万円
- 本体値引き額
- 100万円以上
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
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「A4 オールロードクワトロ 2016年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年1月17日 11:25 | ||
| 2022年2月19日 13:39 | ||
| 2018年7月19日 19:58 | ||
| 2018年7月2日 22:30 | ||
| 2018年6月13日 12:24 | ||
| 2018年3月27日 10:16 | ||
| 2017年11月23日 16:16 | ||
| 2017年7月11日 14:13 |
A4オールロードクワトロの中古車 (全2モデル/52物件)
-
- 支払総額
- 317.8万円
- 車両価格
- 297.7万円
- 諸費用
- 20.1万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 4.8万km
-
- 支払総額
- 371.6万円
- 車両価格
- 358.0万円
- 諸費用
- 13.6万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.9万km
-
- 支払総額
- 221.1万円
- 車両価格
- 195.0万円
- 諸費用
- 26.1万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 6.9万km
-
- 支払総額
- 159.8万円
- 車両価格
- 153.5万円
- 諸費用
- 6.3万円
- 年式
- 2013年
- 走行距離
- 3.2万km
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-
88〜558万円
-
88〜577万円
-
128〜1024万円
-
198〜792万円









