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『安くなったら・・・・。』 日産 セレナ 2016年モデル flcrumさんのレビュー・評価
セレナ 2016年モデル
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セレナの新車
新車価格: 231〜385 万円 2016年8月24日発売〜2022年11月販売終了
中古車価格: 43〜398 万円 (3,894物件) セレナ 2016年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > 日産 > セレナ 2016年モデル > X 4WD
2016年9月23日 15:40 [962917-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 1 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
大きすぎない5ナンバーサイズのミニバンを購入するにあたり1年前くらいから各社試乗や見積もりをとって検討しています。
C27は発売したばかりで当然値引きは渋く、C26末期より数十万円上乗せしないと買えない状態です。
その間にステップワゴンは発売から時間が経ち、さらに不人気で値引き拡大しているのでディーラー提示価格が以前と逆転しました(当時はホンダの方が強気)。
頑張って稼いでいますので予算上限は決めていません(が、ケチです)。
ただし安全性は絶対重視です(当方医療関係者)。
安全性が良いなら他の欠点は我慢するというスタンスで検討しています。
ノア・VOXYはACCなどないので必然的にステップワゴンとの比較になってしまいました(一応トヨタも試乗はしています)。
【エクステリア】
キープコンセプトでC26も含めてとくに欠点もないと思います。
当方はミニバンは家族と出かけるための生活道具として考えていますので、エクステリアに重点をおいていません。
スポーツカーでもないので、重量増しか機能のないなんちゃってエアロとか、光るだけのメッキ部品とか不要。
ステップワゴンはフロントデザインが残念な感じなのでエクステリアはセレナの方がよい印象を受けました。
【インテリア】
3列目の座り心地はステップワゴンよりは良いと思います。
あちらは3列目床下格納式なのでシートの座面厚が少ないようです。
セレナは3列目が跳ね上げなので普段あまり3列目を使わない人にとっては邪魔になります。
大きい荷物を積むときは確実に荷室幅が制限されます。
でも床下は空いているので、ステップワゴンの床下格納式とは一長一短といった感じで甲乙つけがたいと思います。
オプション(快適パック)でスマホ充電用のUSBポートが各部に装着できるのはかなり良いポイント。
やはり同乗者はスマホ使いますからね。
ステップワゴンは1個のUSBポートで1万円くらいのオプションでした。この点はセレナの勝ち。
昔のRV車みたいなトランクのウィンドウのみが別体で開くのはまあまあ便利そうです。
わくわくゲートへの対抗なのですが、こちらは荷物をかなり上まで持ち上げないと入れることができません。
出すときも床に置いてしまえば手を伸ばして取り出さなければならないでしょう。
わくわくゲートの方が便利そうな印象を受けました(ただしそれによる後部デザインの不対称性が気に入らない人もいるでしょう)。
足を出すとスライドドアが開く機能は子供と荷物を抱いているときは便利そうですがハイウェイスターしか装着できないという出し惜しみ商法です。
メーター横に液晶ディスプレイがあり、そこにアラウンドビューが表示できるのはかなり良い点。
他社はアラウンドビューを得ようとすると、使いずらい純正ナビを割高価格で買わされますから。
自由に能力の高く割安なAftermarketナビを装着できて、かつアラウンドビューを得られるのはかなりポイント高いでしょう。
他社も真似してほしいですがきっと純正ナビを売りつけたい&車体コストが上がってしまうから嫌がるでしょうね。
【エンジン性能】
C26の流用ですが、かなりしょぼい印象を受けました。
加速がダルく、音もうるさい。
加速時はマイクロバスのエンジン音を小さくしたようなガラガラ音がしました。
音の割には加速せず、ステップワゴンの方があきらかに静かで加速がよかったです。
あちらはターボでかなり低い回転数から最大トルクを出してくるのでエンジン性能は勝てそうにありません。
ミニバンの走行性能なんてたかが知れてますが、毎回この音を聞かされるのはちょっと。
【走行性能】
短い試乗では普通のミニバンの走りといった印象です。。
が、テレビCMで自動運転的なことを言っていますが実際はたいして目新しいものではなく、なんだか車に詳しくない知識の無い人を騙そうとしているようにしか見えません。
ディーラーもその辺は気にして言葉を選んでセールスしている印象でした(自動という単語を使いたがらない)。
さらに衝撃的だったのはJNCAPのホームページで緊急時の自動ブレーキのテストの比較映像を観てしまったことです。
C27は緊急時の自動ブレーキはC26と何も変わらないとのことですが、C26は40キロ以降は見事に前方車両に衝突します。
ステップワゴンもノア(VOXYだったかも)もきちんと回避するのに。
カタログにも衝突「軽減」ブレーキと書いてあり、30キロ以下で作動しますとのこと(つまりそれ以上は衝突を回避できませんということ)。
でも一般道で30キロ以下で走るって田舎ではかなり少ないですよね。
まだC27のテストは載っていませんが、システムがC26と変わらないのなら同じ結果になるのでしょうか。
この映像を観て、家族内でセレナへの購入意欲が一気になくなってしまいました。
自動運転とか楽することばかり追求しないで、事故を減らす/被害を軽減する方向に努力してもらいたいものです。
【乗り心地】
ミニバンとして普通だと思います。
乗り降りは低床ではないためステップワゴンと比較すると一段高く上がらねばなりません。
幼児や高齢者にはこの差は大きそう。
【価格】
まだまだ高いです。
値引きは数万円とのことでした。
ステップワゴンが値引き拡大中に比べると緊急時に止まれないくせに割高な印象を得ました。
今後初期の売り上げが落ち着いて、人気が下がると値引き拡大すると思うので、そうなればお得感がでるかもしれません。
【総評】
エンジン音はまあ我慢するにしても、JNCAPの映像を見た後にセレナを買う気はだいぶなくなってしまいました。
緊急ブレーキは絶対ではありませんが、あきらかに衝突する車両をわざわざ買うかというと・・・・。
もしかするとC27は改善されているのかもしれないので、早く情報がほしいですね。
あまり観る人はいなさそうですが、あれはかなりセレナの印象悪いですよ。
- レビュー対象車
- 試乗
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