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『デザイン以外に過剰な期待は禁物』 マツダ CX-3 2015年モデル eastscrofaさんのレビュー・評価
CX-3の新車
新車価格: 227〜343 万円 2015年2月27日発売
中古車価格: 66〜312 万円 (1,303物件) CX-3 2015年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > マツダ > CX-3 2015年モデル > 20S PROACTIVE
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2017年9月3日 10:08 [1051838-2]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 2 |
納車直後のレビューです。しばらく乗り続ければまた感想も変わるかと思いますが、現時点での感想。
妻の車ということで、妻の好みにあわせてCX3を購入。私の車ではないため、評価は辛口。
これまでの自分の車履歴はセルボ(AT), NAロードスター(MT), EP3シビックタイプR (MT), スイフト(MT 足はスイスポ純正に交換)。
仕事では155mmタイヤ幅のライトバン(MT, AT)、軽自動車ワンボックス(AT)、ジムニー(MT)、パジェロ(AT)
こういう車に乗ってきた人の感想という前提でお読みください。
【エクステリア】 好みの問題ですが、私は非常に優れていると感じています。
【インテリア】 こちらも安っぽさは全く感じません。
【エンジン性能】 2Lエンジンにしてはパワー控えめで応答性もゆるやか。
【走行性能】 可もなく不可もなし。SUVはどのような走行性能であるべきなのか、自分の中で答えがないのでまあこんなものかと。
・足回りとタイヤ
思ったより足回りはかたいが、締まりのない足を何より嫌う自分にとっては全く問題ない。
・ハンドリング
決して素直ではない。Gベクタリング搭載ということでどんな挙動を示すのか興味深かったが、コーナリング中の修正舵は多め。
以前Youtubeで試乗動画を見た際に、運転者がむやみに修正舵をあてているのを見てなんだか運転が下手な人だと思ったが、いざ自分が運転してもやはり修正舵は多くなる。
・安全装備
<アダプティブLEDヘッドライト>
とにかくハイビームにならない。市街地走行時には機能しないと説明されているが、本当に機能しない。街灯が全くない、真っ暗な住宅地をとおる道でも作動しない。カーテン越しのあかりに反応するのだろうか?
田舎を走る真っ暗な道はたいてい制限速度が40キロだが、制限速度を守っていたら作動しない。このライトに期待してこの車を購入した妻と自分にとってこれは非常に痛い。私と妻は日中は制限速度40キロの道路を50キロ程度で走行するが、夜間は歩行者と自転車が怖いので、ちょうど40キロくらいで運転することが多く、時速40キロでシステム起動というのでは全く役に断たない。他メーカーの類似システムが30キロ始動であること、マツダのハイビームコントロールが30キロ始動であることを考えると、何故40キロ始動なのか納得できない。
<速度超過警告>
初期状態では無効化されている。有効化しようかと説明書を読んだら、制限速度+5キロ、+10キロの設定。ネズミ捕りは+15キロからということを考え、+15にしたかったができない。上限の+10キロに設定したら、普通に車の流れに沿って運転していたら常に警告される訳で、こちらも使えない。
安全装置の設計思想に文句はなく、むしろ大いに期待していたが、そのシステムが始動する設定値に大きな問題がある。マツダの安全装備に期待は禁物。 宝の持ち腐れで、結局ないも同然。期待が大きかっただけに失望も大きい。
【乗り心地】 これまでの私の車履歴を見て頂ければわかるように、堅い足回りは好みなので全く問題ない。
ふにゃふにゃした足が好みならホンダ車でも買えば良い。
【燃費】 妻が通勤に使うと6-7km/L。渋滞有り、エアコン動作時。
郊外のほとんど信号のない道を走って17km/L程度。エアコンなし。ただし1000-1500m程度の高標高地有り。
瞬間燃費を見ると、加減速のない平坦な低標高地では非常に良い数値をたたき出すが、高標高地では平坦でも12km/L程度。
2Lエンジンのガソリン車に燃費性能は求めていなかったが、さすがに通勤時6-7km/Lは痛い。
【価格】 決して安くはない。デザインに金を払う車。
【総評】 デザイン以外は期待外れ。
まず安全装置の設定値が全くお話にならないので、せっかく期待していた安全装置がほとんど役に断たない。過疎地以外では安全装置は動かないものと思った方が良い。
一体感の欠如はタイヤ性能の低さによる可能性があるので、フロントだけでもハイグリップスポーツタイヤに交換すれば激変するかもしれない。
# 1000km 走行、1ヶ月経過後の再レビュー
まずアダプティブLEDヘッドライト
40km/h始動という設定値に疑問を抱いていたが、それよりむしろ時速にかかわらずなかなか作動しないということが判明。街灯がない場所でもなかなかハイビームにならない。同じ場所を往復すると作動したりしなかったり。マツダはこのハイビームを使わせたくないものと判断しました。防眩ハイビームなのによくパッシングされるという話も聞きますし、発展途上の機能なのかもしれません。アダプティブLEDヘッドライトに期待している方は、夜間の試乗を強く勧めます。納得してからご購入なさってください。
次にハンドリング
500km走行くらいで急に挙動がかわりました。時間がかかりましたがタイヤが一皮むけたんでしょう。コーナリング中の修正舵はほぼなくなりました。試乗車の挙動でこの車を判断する場合、走行距離をよく見て下さい。タイヤが一皮むけていないなら、この車の本当の動きは分かりません。
ただし、Gベクタリングコントロールは邪魔です。嫁さんは気がつかないようですので気にしない人も多いかもしれませんが、高速道路等アクセルを踏んだままのゆるやかなコーナリング時にオーバーステアがでます。こちらは荷重移動しないつもりでステアリングを切っているのに、勝手に荷重移動するからこうなるんでしょう。峠道を走る場合は積極的にシフトダウン、エンジンブレーキの使用をすればGベクタリングコントロールがあってもなくてもかわらないのでこちらは不満を感じなくなりました。エンジンブレーキを使わず、ブレーキでコーナリングする人は嫌かもしれませんね。運転が好きな人にとってGベクタリングコントロールは邪魔でしかないでしょう。ロードスターにはこの機能をつけない、あるいはもしつけたとしてもOFFできるようにすると予想します。OFFできなかったらロードスター乗りはこの車を乗り捨てて中古車市場を賑わすでしょう。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- ファミリー
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2017年8月
- 購入地域
- 山梨県
- 新車価格
- 228万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった74人(再レビュー後:43人)
2017年8月6日 11:38 [1051838-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 2 |
納車直後のレビューです。しばらく乗り続ければまた感想も変わるかと思いますが、現時点での感想。
妻の車ということで、妻の好みにあわせてCX3を購入。私の車ではないため、評価は辛口。
これまでの自分の車履歴はセルボ(AT), NAロードスター(MT), EP3シビックタイプR (MT), スイフト(MT 足はスイスポ純正に交換)。
仕事では155mmタイヤ幅のライトバン(MT, AT)、軽自動車ワンボックス(AT)、ジムニー(MT)、パジェロ(AT)
こういう車に乗ってきた人の感想という前提でお読みください。
【エクステリア】 好みの問題ですが、私は非常に優れていると感じています。
【インテリア】 こちらも安っぽさは全く感じません。
【エンジン性能】 2Lエンジンにしてはパワー控えめで応答性もゆるやか。一言で言えばおとなしいエンジン。ただ、ディーゼルにある初期応答性の悪さは感じない。 オートマで乗る分にはおとなしいが特に問題はない。マニュアルでのりたいエンジンではないかな。
【走行性能】 可もなく不可もなし。SUVはどのような走行性能であるべきなのか、自分の中で答えがないのでまあこんなものかと。
・足回りとタイヤ
思ったより足回りはかたいが、締まりのない足を何より嫌う自分にとっては全く問題ない。
道路と並行に溝が掘ってあるグルービング工法の場所ではグリップ感がまったくなくなり、非常に怖い。法定速度で走っていてこれだから、飛ばす人は悲鳴が出るのではないか?仕事で使っている非常に安価な車でさえこのような体験をしたことがないから、これは足回りの問題と言うよりタイヤの問題のような気がする。純正タイヤには排水性と燃費を高めるため4本の溝がある。このタイヤの溝と道路の溝の関係なのではないかと想像している。
・ハンドリング
決して素直ではない。Gベクタリング搭載ということでどんな挙動を示すのか興味深かったが、コーナリング中の修正舵は多め。
以前Youtubeで試乗動画を見た際に、運転者がむやみに修正舵をあてているのを見てなんだか運転が下手な人だと思ったが、いざ自分が運転してもやはり修正舵は多くなる。ハンドリング性能など全く期待できない商用ライトバンでも、コーナー入り口1/3ぐらいで舵角を決めて、ステアリングを固定した状態でコーナリングし、最後にステアリングを戻す運転をすることが多いが、CX3ではこれがほぼできない。
足、Gベクタリング制御、タイヤのどこに要因があるのかよく分からないが、ハンドリング性能は商用ライトバンに劣る。
・安全装備
<アダプティブLEDヘッドライト>
とにかくハイビームにならない。市街地走行時には機能しないと説明されているが、本当に機能しない。街灯が全くない、真っ暗な住宅地をとおる道でも作動しない。カーテン越しのあかりに反応するのだろうか?
田舎を走る真っ暗な道はたいてい制限速度が40キロだが、制限速度を守っていたら作動しない。このライトに期待してこの車を購入した妻と自分にとってこれは非常に痛い。私と妻は日中は制限速度40キロの道路を50キロ程度で走行するが、夜間は歩行者と自転車が怖いので、ちょうど40キロくらいで運転することが多く、時速40キロでシステム起動というのでは全く役に断たない。他メーカーの類似システムが30キロ始動であること、マツダのハイビームコントロールが30キロ始動であることを考えると、何故40キロ始動なのか納得できない。
<速度超過警告>
初期状態では無効化されている。有効化しようかと説明書を読んだら、制限速度+5キロ、+10キロの設定。ネズミ捕りは+15キロからということを考え、+15にしたかったができない。上限の+10キロに設定したら、普通に車の流れに沿って運転していたら常に警告される訳で、こちらも使えない。
安全装置の設計思想に文句はなく、むしろ大いに期待していたが、そのシステムが始動する設定値に大きな問題がある。マツダの安全装備に期待は禁物。 宝の持ち腐れで、結局ないも同然。期待が大きかっただけに失望も大きい。
【乗り心地】 これまでの私の車履歴を見て頂ければわかるように、堅い足回りは好みなので全く問題ない。
ふにゃふにゃした足が好みならホンダ車でも買えば良い。
【燃費】 妻が通勤に使うと6-7km/L。渋滞有り、エアコン動作時。
郊外のほとんど信号のない道を走って17km/L程度。エアコンなし。ただし1000-1500m程度の高標高地有り。
瞬間燃費を見ると、加減速のない平坦な低標高地では非常に良い数値をたたき出すが、高標高地では平坦でも12km/L程度。
2Lエンジンのガソリン車に燃費性能は求めていなかったが、さすがに通勤時6-7km/Lは痛い。
【価格】 決して安くはない。デザインに金を払う車。
【総評】 デザイン以外は期待外れ。
まず安全装置の設定値が全くお話にならないので、せっかく期待していた安全装置がほとんど役に断たない。過疎地以外では安全装置は動かないものと思った方が良い。
マツダは人馬一体を掲げているが、数年間の乗馬経験から言うと本来馬というのはピーキーな動きをするもの。CX3に馬の感覚はなく、一体感もない。初めての乗馬体験に使われる、「動じない」「命令をきかない」「絶対に暴れない」という馬がCX3の馬に相当するだろう。
ただ、一体感の欠如はタイヤ性能の低さによる可能性があるので、フロントだけでもハイグリップスポーツタイヤに交換すれば激変するかもしれない。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- ファミリー
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2017年8月
- 購入地域
- 山梨県
- 新車価格
- 228万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった31人
「CX-3 2015年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年3月1日 21:15 | ||
| 2025年2月23日 01:18 | ||
| 2024年12月21日 10:48 | ||
| 2024年6月26日 13:07 | ||
| 2024年6月7日 12:52 | ||
| 2024年5月17日 00:02 | ||
| 2024年4月24日 23:38 | ||
| 2024年2月10日 11:59 | ||
| 2024年1月4日 14:09 | ||
| 2023年10月21日 22:37 |
CX-3の中古車 (1,303物件)
-
- 支払総額
- 122.7万円
- 車両価格
- 114.4万円
- 諸費用
- 8.3万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 10.0万km
-
- 支払総額
- 149.8万円
- 車両価格
- 144.5万円
- 諸費用
- 5.3万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 3.5万km
-
- 支払総額
- 239.9万円
- 車両価格
- 227.2万円
- 諸費用
- 12.7万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 0.9万km
-
- 支払総額
- 124.3万円
- 車両価格
- 109.0万円
- 諸費用
- 15.3万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 8.7万km
-
- 支払総額
- 168.9万円
- 車両価格
- 157.9万円
- 諸費用
- 11.0万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 2.6万km
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