トヨタ ヴィッツ 2010年モデルレビュー・評価

平成24年式、走行5万キロのそこそこな型落ち。

【エクステリア】
可もなく不可もなく、と言った感じ。
シングルワイパー(1本ワイパー)は割と好きです。
2017年1月以降の後期型はオーリスのようなデザインがかなり好きです。

【インテリア】
下位グレードだとフロントシートのヘッドレストが一体型だったり、リアシートが分割可倒できなかったり、タコメーターが無かったり…

下位グレードはリアシートの背もたれが繋がっているため倒すと全部倒れてしまい後席は一切座れなくなります。
つまり、長い物を積むとなると3人以上乗れません。

グレードによって埋まっている場合もあると思いますが、メーター右横にiPhone程度のスマートフォンが入るくらいのポケットがとても便利でした。
センターコンソールもポケットが多く便利ですが高さが低くて少し使いづらかったです。

全体的な質感は、いかにもコンパクトカーという感じで安っぽいです。

【エンジン性能】
ターボの軽自動車並のパワーなので、欲を言わなければ十分でしょう。欲を言うなら、3気筒そのままで1.2L欲しいですね。
セルモーターの音が完全に軽自動車です…笑
CVTの動作音なのか、30km/h以下の加減速時に「ピュー」という笛のような音がそこそこ聞こえてきます。
アクセルオフ時、Dでもエンブレが強くて惰性が続きません。

【走行性能】
「怖い」の一言。フニャフニャ足なので接地感が低く、法定速度そのままでカーブに入ると、とてつもなく不安が募ります。
実際、ドライ路面なら法定速度そのままでもアンダーステアはそこまで出ませんが、2014年4月以前の一部グレードでは横滑り防止装置非装備なのでやはり安全性・安心感は乏しいです。2014年4月以降は全車装備らしいです。
また、路面に穴ぼこがあるとものすごくハンドルが取られてヒヤヒヤします。

他にも、過剰にブレーキアシスト機能(衝突回避ブレーキではありません)が効くのか、「この先赤信号だ」という時、弱いブレーキでゆっくり減速していると、勝手にブレーキペダルが踏み込まれて強いブレーキがかかる事があり、ケツピタされていたら追突されかねないです。

【乗り心地】
フニャフニャ足なので乗り心地は◎。
フワフワとしているものの収まりがよく、「フワ~フワ~」というよりは「フワッ！」という感じ。

【燃費】
42km走り、満タン法で12.46km/Lでした。
15km/L前後は行ってほしい。

【価格】
ヴィッツ1Lは118万円~ですが、同価格帯で下を見ればマーチは1.2Lですし、上を見てもフィットやデミオなどがあり1.3Lでしっかりと走る。
ならば、とヴィッツの1.3Lは150万円。
ハッキリ言って、ヴィッツを選ぶメリットが一つも見当たりません。排気量1Lなら1L超と比べ税金が5千円安いというくらいですね。
私がコンパクトカーを購入するとしたらヴィッツは絶対に候補へ上がらないでしょう。

【総評】
申し訳ないですけど、二度と乗りたくないです。
「軽自動車は小さくて嫌、だからとにかく安いコンパクトカー！足になれば良い！」という人なら…まぁ良いのではないでしょうか？

通勤などで1.5万キロ/年ほどを走っています。
レンタカーでおよそ100キロを走りました。嘔吐しそうなほどひどい車だったのでレビューを書きます。


色々と書きたいことはあるが、とにかく愕然とするほど曲がる性能が低い。
直進路でもタイヤが地面を掴んでいる感覚が全くステアリングに伝わってこない。
どれくらいが限界なのか掴みどころがないし、当然ながら限界は恐ろしく低い。
当たり前のように他の車が走っているカーブでも、乱雑なステアリング操作をすると事故に繋がりかねない。
横滑り防止装置？当然のようについていない。

エンジンもトヨタらしくがさつで滑らかさが全くない。
絶対的な動力性能も低いので何かあったときの緊急避難能力も著しく低い。


車はアクセルを踏んだら走って、ステアリングを切ったらなんとなく曲がれば、あとは壊れなくてなんとなく安心そうなトヨタでOK
・・・と思っている人にこそ、まともな車に乗って欲しい。

この程度の車が売れる＝成熟したドライバーが少ない、ということだと思う。
ちなみに燃費は18km/lでした。

同じクラスとは思えない出来損ない。デミオの楽しい走りに
美しいデザイン、デミオ ソウルレッドはコンパクトカーとは思えない1300の車。トヨタレンタカーのヴイッツはダークグレーだが、ねずみ色でサスはスカスカ、100キロ乗れば
1300でこれ程トヨタ ヴイッツの出来損ない感が良くわかった。1300のデミオは利益が出るのかな？位良く出来た車。