ホンダ N-ONE 2012年モデル Premium Tourer（2014年5月16日発売）レビュー・評価

まず、ディーラーの提示価格にたまげました。
下手なコンパクトカーの遥か上の価格設定。思い切り交渉の余地があって楽しかったです。
基本のグレードに、メモリーナビVXM-145VSIとオーディオケーブル、フロアマットとリトラミラーとガードコスメ、オプションカラーのディープロッソと無限の15インチホイールなど付けて、乗り出し価格208万円。
リッタークラスのヴィッツやミラージュがしょぼい我慢車に思えてきます。

とにかくよく走ります。
最初は、プレミアムツアラーに装備のクルコンやパドルシフトはいらんと思っていたのに、操作に慣れるにつれて楽しくてしょうがないです。

街乗りの平均燃費は約22km/lオーバー、但し山路を昇るとガクンと燃費は落ちます。その代わり、ターボの威力は物凄いです。住んでいる土地柄、トルクは重要なので登攀時はECONを切ります。

内外装の品質に関しては、質感よりも安心感を覚えました。プラスチックの内装を、うまくシボ加工でストレスない空間に纏めたデザイナーの力量は本当に凄いと思います。
エクステリアはご存知の通り、仲本工事かタヌキなんですけれど、ワタシみたいに少しでも可愛いと思った方にはたまらないんではないでしょうか。

他の特徴としては、大きなドアミラーや見切り抜群のヘッドライトマウントなどが、運転のし易さを飛躍的に向上させています。

納車後、その足でオートバックスに立ち寄り、フロントスピーカーをカロッツェリアのTS-C1720Aに付け替えていただきました。簡単な制震対策を施して、音の環境についても文句ありません。タッチパネルでiPodが操作出来るのがこんなに便利だとは思っていませんでした。
その時の代車、ダイハツのムーヴがNAでパワー無さ過ぎだな?と感じていたので、改めてターボのトルクに感謝しています。

長くお付き合いしたい、素敵な相方に巡り会えました。ちなみに2月から商談を進めていたので、イヤーモデルの登録順番は全国で8番目でした。末広がり??