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トヨタ プリウスαレビュー・評価
プリウスαの新車
新車価格: 241〜362 万円 2011年1月1日発売〜2021年3月販売終了
中古車価格: 35〜298 万円 (1,418物件) プリウスαの中古車を見る
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| モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| プリウスα 2011年モデル |
|
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202人 |
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| モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 0人 | - |
プリウスα 2011年モデルの評価
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.26 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.55 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
3.91 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.04 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.03 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
4.52 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.49 | 3.85 | -位 |
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自動車(本体) > トヨタ > プリウスα 2011年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2011年7月26日 07:14 [427324-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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稀代の大ヒット車となったプリウスをベースに、その基本プラットホームやパワートレーンを使って作られた大きな室内空間を持つミニバン&ステーションワゴン。
東日本大震災の影響で発売が2カ月近く遅れたが、その間にも予約受注を集めていたので、発売された時点で注文すると納車は1年先という状況になった。トヨタは増産態勢を作っているが、リチウムイオン電池は簡単に増産できないそうで、7人乗りについては勧めるにも勧めにくい状況だ。
大きな室内空間は2種類の設定があり、2列シートで5人乗りのステーションワゴン感覚のモデルと、3列シートで7人乗りのミニバン感覚のモデルがある。5人乗りはラゲッジスペースの下部にニッケル水素電池を搭載し、7人乗りはセンターコンソールの下部にリチウムイオン電池を搭載するという違いもある。5人乗りと7人乗りではかなり異なるクルマに仕上げられている。
プリウスαは、ぱっと見た感じはプリウスそのものだ。ボディサイズはプリウスよりもひと回り大きく、良く見るとプリウスとは明確異なるパッケージングと、微妙に異なるデザインなのに、見るからにプリウスの姉妹というか従姉妹というか、親戚関係にあるクルマだということが分かる。
明確に異なるデザインにする方法もあったのだろうが、名前からしてプリウスαなのだから、プリウスらしいデザインに仕上げたのは正解だろう。参考までに書いておくと、プリウスに似てはいるが、外装パーツはそのすべてがプリウスとは異なるものが採用されている。それを似ているように見せているのだ。
インテリアはステアリングホイールの形状やセンターメーターを採用することなどはプリウスと共通だが、センターメーターの形状自体も異なるし、ほかの部分ではプリウスとの相違点も多い。
特にセンターコンソールの部分は、プリウスと異なるだけでなく、プリウスα同士でも5人乗りと7人乗りで異なっていて、コンソールボックスの容量の違いが大きい。
後席の広さはまずまずというかプリウス以上の広さがある。ボディがひと回り大きくなっているだから当然といえば当然だ。3列目のシートは大人が座れないことはないが、ゆったりという感じはない。広さでいえはウィッシュのほうが広い印象である。
ラゲッジスペースは5人乗りと7人乗りで明確な違いがある。7人乗りも大型のデッキアンダートレーを使えばそれなりの積載量が確保できる。ただ、実際には普段は3列目のシートを倒して使うことが多いのだろう。
プリウスαに乗って走り出すると、最初はちょっと走りが鈍いかなという印象を受ける。プリウスが1350kgほどなのに対し、プリウスαは1450kgから1500kg弱と100kg以上重くなるので、その分が効いているのだろう。
今回の試乗は5人乗りと7人乗りの両方に乗り、それぞれグレード違いにも乗って全部で5種類の仕様を試したが、そのほとんどが2〜3名乗車の状態だったので、余計に走り出しの鈍さを感じたのかも知れない。
でも走り出してしまえば動力性能に不足は感じないし、むしろプリウスに比べて走りの質感に優れるのが印象的だった。重量の増加に対応してファイナルギアのギア比をローギアード化したことなどにより、中間加速のフィールはプリウスとほとんど変わらない。通常の状態なら電気モーターだけで走り出すのも同じだ。
またニッケル水素電池を搭載した5人乗りとリチウムイオン電池の7人乗りで走りのフィールに違いがあるかといえば、これも全く感じられなかった。インジケーターを見ているとリチウムイオン電池を使った7人乗りのほうがエネルギーの回生がスムーズな用だが、普通に走らせていると5人乗りのか7人乗りなのかが分からなくなるほどだ。5人乗りと7人乗りで重さの違いもせいぜい20kgほどなので、これを走りのフィールの違いとして感じることはできない。
プリウスに比べて格段に良くなった印象を受けたのは足回りだ。プリウスが17インチタイヤを履いたツーリングセレクションでないとダメという印象だったのに対し、プリウスαは16インチタイヤの仕様でもそんなに悪い印象はなかった。もちろんツーリングセレクションに好感が持てたのはプリウスαでも同じである。
路面が悪い部分での当たりの良さなど、乗り心地の良さというか、走りの質感という点でプリウスαはプリウスよりもずっと優れている印象があった。室内の静粛性が向上していることと合わせると、プリウスとの走りの違いは相当に大きい。
プリウスを買うならプリウスα買ったほうが良いし、プリウスαを買うなら7人乗りのツーリングセレクションがお勧めだが、これには少しばかり条件が付く。というのも7人乗りはリチウムイオン電池仕様なので生産が特に厳しく、今から注文したのでは納車が来年後半になる勢いだ。これだとエコカー減税が終わってしまうので、今の時点で勧めて良いのかどうか分からない。
走りのフィールからはツーリングセレクションがお勧めなのだが、タイヤが17インチになってステアリングの切れ角も変わり、5.5mの最小回転半径が5.8mになってしまう。外国製の大型SUVではあるまいし、いくら何でも5.8mはないと思うのだが、このような仕様になっている。狭い車庫に出し入れするユーザーには勧められない。
車庫ついでに書いておくと、プリウスαの全高は大半のグレードで1575mmだ。1550mmまでなら駐車できるタワーパーキングが多いのに、1575mmでは入れないところが多い。これは使い勝手に悪影響する。
価格はプリウスに比べるとかなり高くなっていて、最上級グレードとなる7人乗りのツーリングセレクションスカイライトパッケージを選び、カーナビとプリクラッシュセーフティシステムを装着すると車両価格が400万円を超える。これもひとつの悩みどころだ。
プリウスαは相当に魅力的なクルマだと思うが、お勧めしきれない部分もあって、もどかしさを感じさせられるクルマである。
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プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2011年5月28日 01:43 [412785-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
写真は7人乗りの最上級グレード |
リアゲート角度は垂直に近い |
機能を中央に集めたインパネ |
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2列目シートはロングスライド可能 |
7人乗り仕様のラゲッジスペース |
エンジン/モーターはプリウスと同じ |
5人乗りのGと、7人乗りのGツーリングセレクションスカイライトパッケージの2台に、河口湖周辺で行われた試乗会で乗ってきました。
エクステリアはすばらしいと思います。サイズは4615×1775×1575(スカイライトパッケージは1600)mmと、プリウスに比べ155mm長く、30mm幅広く、85mm背が高いのに、明らかにプリウスの一員と分かります。しかも前後のライト類の造形は落ち着きがあるので、より多くの人に受け入れられるのではないでしょうか。
個人的に感心したのは、7名乗車を実現するためにリアまで伸ばされたルーフと、プリウスに似たサイドウインドー形状の融合です。こうした造形はアンバランスになることが多いのに、プリウスαでは間にプレスラインを入れるなど工夫をした結果、デザインとパッケージングをうまく両立させているのです。
プリウスαはインパネも独自です。左右幅が詰められたメーターは、限られたスペースに数多くの情報が表示されるのでやや煩雑に感じました。ただしそれ以外は、センターパネルとコンソールが分離するなど実直な造形なので、使いやすくなっています。7人乗りのセンターコンソールは、ハイブリッドシステム用電池を内蔵しているのでトレイ程度の容量しかありませんが、これはしかたないでしょう。
前席は着座位置が30mm高くなったものの、形状はプリウスに似ています。座面の厚み感はほどほど。背もたれは彫りの深い造形で、滑りにくい表皮のおかげもあってホールド感は十分でした。180mmもスライドする2列目は、最後方にセットすると足が組めるほど。座面の角度は平面に近く、背もたれは短めでした。3列目はさらに小振りになりますが、この2列目を前に出せば身長170cmの僕が座れます。
車両重量が1.4t台後半と、プリウスより100kg以上重いのに対して、エンジンやモーターはプリウスと共通で、ギア比を低くするなどの変更を実施しています。その結果、プリウスと比べるとエンジンを回し気味で走ることになります。エコモードでの加速はやや鈍く感じましたが、パワーモードを選べば不満はありませんでした。
5人乗りと7人乗りでは10kgしか違わないので、加速に差はほとんどないのですが、充放電効率の高いリチウムイオン電池を使う7人乗りは、ニッケル水素電池の5人乗りより、アクセル操作に対するモーターの反応がいいと感じました。もっともその差はわずかで、この違いを理由に7人乗りを選びたくなるほどではありません。
乗り心地やハンドリングも、5人乗りと7人乗りの差はあまり感じません。それよりも、ツーリングセレクションが履く17インチと、それ以外が装着する16インチというタイヤによる違いのほうが目立ちました。コーナーでのグリップ力はもちろん、鋭いショックのいなしやロードノイズの少なさでも17インチが上だったからです。
なおプリウスαには、モーターを瞬時に軽く回すことで姿勢変化を抑える「バネ上制振制御」が採用されています。 80mm伸ばされて2780mmになったホイールベースのおかげもあるかもしれませんが、これが予想以上に効いていて、乗り心地はプリウスよりもフラットで落ち着いており、コーナーでは背の高さを感じさせません。高速道路での直進安定性も満足できるレベルでした。
車載の燃費計によれば、下りの高速道路では40km/L以上をマークしますが、上り坂でアクセルを深く踏むと10km/Lを割ります。一般的なペースで走れば20km/L前後を記録できましたが、プリウスより重くギア比が低いので、飛ばすと燃費が悪くなる可能性は高そうです。
僕は3列シートを必要としていないし、広い荷室に魅力を感じるので、選ぶなら5人乗りです。17インチタイヤは外せないし、Gの装備レベルは必要ないので、Sツーリングセレクションになるでしょう。
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プリウスαの中古車 (1,418物件)
-
- 支払総額
- 135.1万円
- 車両価格
- 125.0万円
- 諸費用
- 10.1万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 6.2万km
-
- 支払総額
- 70.0万円
- 車両価格
- 67.0万円
- 諸費用
- 3.0万円
- 年式
- 2012年
- 走行距離
- 9.0万km
-
- 支払総額
- 172.8万円
- 車両価格
- 163.2万円
- 諸費用
- 9.6万円
- 年式
- 2012年
- 走行距離
- 4.8万km
-
- 支払総額
- 111.9万円
- 車両価格
- 94.9万円
- 諸費用
- 17.0万円
- 年式
- 2012年
- 走行距離
- 6.0万km
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25〜799万円
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25〜313万円
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